アンス・ファティ,サッカー,ワールドカップ

スペイン代表アンス・ファティ選手の凄さと今後の可能性

数多くのスター選手を輩出し続けるスペインに、また1人素晴らしいスターが誕生しました。

彼の名前は「アンス・ファティ」

かつてFCバルセロナのカンテラ(下部組織)で久保建英選手と2トップを組み、得点を量産した過去を持ちます。

ケガで長期離脱した期間はあれど、選手としては順調に成長し、現在はバルセロナの背番号10番を背負ってプレーしています。

この記事では、そんな「スペイン代表アンス・ファティ選手の凄さと今後の可能性」について解説していきたいと思います。

アンス・ファティ選手の経歴

アンス・ファティ選手は、2002年10月31日生まれの19歳です。(カタールワールドカップ時は20歳)

アフリカの「ギニアビサウ」で生まれですが、父親の仕事の関係でスペインのセビリアで幼少期を過ごします。

兄の影響でサッカーを始め、セビージャの下部組織を経て2013年からFCバルセロナのカンテラに入所しました。

冒頭で挙げた通り、この頃に現在レアル・ソシエダで活躍している久保建英選手と出会い、同じピッチでプレーしていたのです。

2019年に16歳という若さでプロ契約すると、8月25日のラ・リーガでトップチームデビューを果たします。

2試合目の出場となったオサスナ戦では、ヘディングシュートで初ゴールをマーク、チャンピオンズリーグでも得点を決めるなど、一躍世界的にも注目される若手選手となったのです。

リオネル・メッシ選手のパリ・サンジェルマンへの移籍に伴い、次世代のエースとして10番を託されますが、半月板の怪我や大腿二頭筋の怪我などで長期離脱を経験し、チームからの期待にはまだ応えられていません。

2022—2023シーズンは、完全復活を遂げており、今後の大活躍が期待されています。

また、スペイン国籍を取得しスペイン代表としてもすでにプレーしています。

怪我の影響もあり4試合出場の1得点という結果ですが、今後代表でも出場機会を増やしカタールワールドカップで活躍する可能性もあるはずです。

アンス・ファティ選手の凄さ

ファティ選手はFWの選手で、ラ・マシアの頃から数多くの得点を決めてきた点取り屋です。

そのプレーの特徴をいくつか挙げてみましょう。

スピードとしなやかさによるドリブル

ファティ選手は、アフリカ系の選手ということもあり、スピードやしなやかさという特徴を持っています。

これだけでもドリブルをするのに武器になりますが、ラ・マシアで鍛えられたボールコントロール技術と相手の重心の逆を突く上手さも兼ね備えているので、対峙したDFにとっては非常に厄介な相手となります。

キレだけでかわすこともできますが、しなやかさもあるので流れるような動きでスルスルとドリブルで抜け出すこともできるのです。

また、体自体が柔らかいので、多少相手から体を当てられてもバランスをキープすることができます。

怪我のしにくい体を作ることができれば、世界でも屈指のドリブルを披露し続けることができることでしょう。

圧倒的な決定力

ファティ選手はドリブルも得意なので、チャンスメイク能力もあるのですが、やはり大きな魅力はその決定力でしょう。

ラ・マシアで何百点も取ってきたそのエリア内での動きは、もはやヨーロッパでも屈指の実力で、高確率で枠内にシュートを放ちます。

また、そのシュートのバリエーションも多彩で、どのような体勢でもシュートまで持っていくことができますし、マーカーを外す動きも非常に上手いのです。

そして、19歳とは思えぬほどの「落ち着き」も大きな武器となっています。

焦ってボールを高く打ち上げてしまうようなことはあまりなく、常に冷静にシュートを放っています。

アンス・ファティ選手の今後の可能性

19歳ながらFCバルセロナの10番としてプレーしているファティ選手は、怪我をしなければ間違いなく素晴らしいキャリアを歩んでいくはずです。

カタールワールドカップもスペイン代表に選ばれるはずですが、その4年後の2026年のワールドカップや2030年のワールドカップこそ主役になる大会であると言えるでしょう。

もちろんカタールワールドカップでも爆発する可能性はありますが、ポテンシャルは世界でも5本の指に入るレベルであるため、今シーズンは無理をせずに怪我をしにくい体作りを優先した方が良いはずです。

FCバルセロナは、ラ・マシア出身のガビ選手やエリック・ガルシア選手、若干18歳ながら2部のラス・パルマスで活躍しバルセロナに移籍してきたペドリ選手などといった20歳前後の選手が多く在籍しています。

ファティ選手も焦らず体を作り、彼らと共に長年戦い続けることができれば、シャビ監督の元再び黄金期を作ることもできるはずです。

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