サッカーにインナーシャツやインナースパッツが必要な理由

サッカー,インナー

サッカーをプレーする人の中には、ユニフォームやプラクティスシャツの下にアンナ—シャツを着ている人も多いかと思います。

その逆に、「何も着ないでプレーした方が身軽な感じがして良い」という人もいます。

「特に着ても着なくてもプレーにあまり関係ないから」というように、スパイクなどと違いそこまで重要視されないことも多かったりします。

しかし、結論から言えば、高品質なインナーシャツを着ることで、プレー自体にも影響を及ぼし、快適さもかなり変わってくるので、できれば着てプレーした方が良いと言えるでしょう。

この記事では、そんな「サッカーにインナーシャツやインナースパッツが必要な理由」について解説していきたいと思います。

サッカーにインナーシャツやインナースパッツが必要な理由

サッカーにおけるインナーシャツは、一般的な生活をしている中で着るようなゆったりとしたインナーシャツではなく、ピチピチなシャツになります。

「コンプレッションインナー(機能性インナー)」とも呼ばれています。

サッカーをプレーする上でインナーシャツやインナースパッツが必要である理由としては、以下のようなことが挙げられます。

吸水性と速乾性があるから

サッカー用のインナーシャツは、汗を吸収する力が強く、またすぐに乾くという特徴を持っています。

他のスポーツに比べてもかなり運動量の多いスポーツであるサッカーでは、必然的に汗をかきやすくなります。

その走行距離は、高校サッカーでも1試合8km程度、プロになると1試合10kmも走っているのです。(守備のタスクをあまり課せられていないメッシ選手でも1試合7~8kmは走っている)

インナーシャツを着ないで試合をすると、汗でユニフォームはビチャビチャになってしまいます。

前半始まったころのユニフォームより明らかに重くなってしまいますし、快適さも失われるので、プレー自体にも悪影響が及ぶでしょう。

しかし、インナーシャツを着用していれば、ユニフォームの内側で汗を吸収してくれるので、後半戦もサラサラなユニフォームでプレーすることができます。

また、速乾性があるので汗でビショビショになることも少なく、ハーフタイム中にユニフォームを脱いでおけば後半戦が始まるころにはインナーシャツ自体もサラサラの状態に戻っているはずです。

保温性、防風性がある

サッカー用のインナーシャツやインナースパッツは保温作用もあるので、気温が低い冬の季節でも体の温度を下げずにプレーすることが可能となります。

体が冷えてしまうと、動きが鈍くなり柔軟性も失われてしまうので、良いプレーをするためにはとても重要となります。

また、サッカーは屋外で行うスポーツなので風に非常に影響されます。

風が強いと、真冬でなくても寒さを感じやすいものです。

しかし、長袖のインナーシャツを着たりインナースパッツを履くことで防風効果が得られ、寒さを感じずにプレーすることが可能となります。

体の無駄な動きを制限し疲労を最小限にしてくれる

サッカー用のインナーシャツやインナースパッツは、ピチピチしていますが、これは体に圧が掛かっている証拠です。

体全体に圧を掛けているので、筋肉がぶれることを防いでくれます。

これにより、体の無駄な動きを制限し、疲労を最小限にしてくれるのです。

インナーシャツやインナースパッツを着てプレーするだけで体のキレが増すように感じるのは、無駄な筋肉を動きを制限してくれているからなのです。

インナーシャツやインナースパッツによっては性能に違いがあるので注意が必要

インナーシャツやインナースパッツの特徴を知ると、ユニフォームやプラクティスシャツの下に着たほうが良いと感じるはずですが、どんなものでもOKというわけではありません。

スパイクやユニフォームなど、様々なサッカーアイテムにランクがあるのと同じように、インナーシャツやインナースパッツにもランクがあります。

・一般的なインナー

・ストレッチ機能のあるインナー

・機能性の高いコンプレッションインナー

大まかに分ければこの3種類に分かれます。

もしも寄り酔いプレーを目指すためにインナーにも気を配りたいのであれば、機能性の高いインナーが必須であると言えます。

品質の良いインナーであれば、抗菌防臭機能が付いていたりするので、いつでも快適にプレーすることが可能となります。

特に若年層の年代では、吸水性と速乾性、保温性、防風性があり、体の疲れも最小限に抑えてくれるインナーを着せて上げた方が良いと言えます。

「インナーなら何でもOK」と考えるのではなく、しっかりとその機能面も考慮して購入してあげるようにしましょう。

関連記事