「マエダのような献身的な選手が必要だ」現地メディアが前田大然を絶賛!! 4-0勝利目前も終盤のハイプレスに「体力を温存する気はなかった」
ハイパフォーマンスへの評価は高まり続けている。
スコティッシュ・プレミアリーグ、セルティックの前田大然は現地時間3月19日のロス・カウンティ戦でゴールを挙げ、今季リーグ戦6点目を記録した。セットプレーからこぼれたボールに対して、素早い反応から生まれたゴールとなった。
【関連記事】「光を放つ選手には、まだなっていない」久保建英のマドリー復帰について現地メディアが見解! これで前節のリビングストン戦に続く2試合連続得点となり、リーグ終盤という最も重要な場面において、その得点感覚が発揮されている。
だが、スコットランド国内では、ゴール以外での前田の攻撃的な姿勢にも、高い関心が寄せられているようだ。セルティックの情報を主に扱う『67 Hail Hail』では、「ダイゼン・マエダがセルティックに捧げた秀逸な映像」と銘打たれた記事の中で、前田のあるプレーの動画がSNSに投稿されたことを紹介している。
動画の内容は、ロス・カウンティ戦の88分、敵陣で相手DFがキープするボールめがけ、前田がハイプレスを仕掛け、さらにキーパーへのバックパスのボールにも一心不乱に追いかけていくという一連のシーンだ。
同メディアは「この映像は、残り2分という時間帯のものであり、セルティックはすでに4-0と勝利が目前にあった。しかし、マエダは体力を温存する気にはなれなかった」と、この状況を説明している。さらに「セルティックのファンは、45分のパフォーマンスを見るためにお金を払っているのではない。マエダは、そのハードワークだけでサポーターに慕われるような選手なのだ」として、前田のボール際での執着心を称えた。
また次戦、優勝争いでの直接対決となるレンジャース戦にも触れ、「(タイトル獲得に向け)マエダのような献身的な選手が必要なのは間違いないだろう」と綴っている。背番号38の積極果敢なプレーは、優勝へ向かうセルティックのストロングポイントであることは、もはや誰もが認めるところだ。
だが、ここにきて非常に残念なニュースが報じられている。
3月21日、前田のコンディション不良により、ワールドカップ・アジア最終予選を戦う日本代表への不参加が発表された。具体的な内容は伝えられていないものの、昨年のJリーグ終了後から間もなくセルティックへ移籍、その後も主力として試合出場を続けていたことで、心身への負担は決して小さくは無かったはずだ。
宿敵レンジャースとの一戦は約2週間後。代表戦出場は見送りとなったものの、リーグタイトルが懸かる天王山には、万全の体調で前田が復帰することを心から願いたい。
構成●THE DIGEST編集部
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