
37年目を迎える”キングカズ”の去就にカナダメディアも注目!「新たな課題はJ3昇格」
キングカズの愛称で親しまれている横浜FCの元日本代表FW三浦知良が1月11日、J F Lの鈴鹿ポイントゲッターズに期限付きで移籍したことを発表した。
現在、54歳であるカズは60歳までプレーをする意欲はあるものの、昨シーズンの横浜FCではわずか1試合1分間のプレーで終わった。試合へ出場できる環境を求めて、今回の移籍を決めた。
カズのキャリアは、1986年にブラジルのサントスFCから始まった。90年に帰国すると読売クラブを経てヴェルディ川崎でJリーグ開幕を迎え、最初の2連覇に貢献し、ヴェルディの黄金時代を築いた。
94年にはジェノアで日本人初のセリエAプレーヤーとなり、その後国内では京都パープルサンガ、ヴィッセル神戸、横浜FC、海外ではクロアチアのディナモ・ザグレブ、オーストラリアのシドニーFCなどに在籍していた。
日本代表として89回出場、55ゴールを挙げ、日本代表の得点ランク2位の記録を持つなど輝かしい実績を誇っている。
カズが活躍できる場として選んだ鈴鹿ポイントゲッターズは兄の泰年が監督兼ゼネラルマネージャーを務め、J3昇格を目標としている。昨シーズンは4位で、J3昇格まであと一歩のところにいる。
カナダのスポーツメディア『Last Word on Sports』は、「カズには新たな課題がある。スズカPGは今シーズン、J3への昇格を目指している。そしてその先頭に立つのが、キングカズだ」と言及している。
今季でプロサッカー選手として37年目のシーズンを迎えることになるカズ。新天地で再び輝くことができるのか注目される。
構成●THE DIGEST編集部
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