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【日本代表/WEB取材】W杯に向けた最終フェーズに突入。最終メンバーへの生き残りに向けて大事な要素は「競争力」

スペイン&パラグアイは「明らかな2強」

──W杯の組み合わせが決定し、 スペインやパラグアイといった対戦経験がある国と同居することになったがどう、改めて今回のグループに関する印象は?

パラグアイ、スペイン、アンゴラとの試合がありますが、なかでも目を引くのはスペインとパラグアイ。W杯で実績を多く積んでいる2強だと思います。一方でアンゴラもアフリカの強豪で、毎回力をつけているという情報を受けており、今回は同じ組で対戦します。

明らかな2強はマークしないといけません。ただ、それぞれをスカウティングをして、戦略を練って、全力を尽くして臨まないといけない前提のなか、最初にフォーカスを置くのは、9月14日20時キックオフのクライペダで行われるアンゴラとの試合。これにすべてを賭けて、勝ち切ることに集中することだと思っています。グループとしては非常に困難なグループという自覚や認識がありますが、今のマインドとしてはそのことに集中することです。

──予選を兼ねたAFCフットサル選手権が中止となるなど実戦不足という不安要素があるが、あえてポジティブな要素をあげると?

端的に言うとタフになったと思います。試合ができない状況は、強化の側面では非常に苦しい状況なのは明らかです。特に他国を見ると試合ができている状況を横目に見ながら、この状況に耐えています。苦しいところもありますが、我々はそこを言い訳にしないスタンスで取り組んでいます。それをさらに磨き込み、内なる強さ、チーム力の向上の部分については大きく取り組むことができた部分だと思います。

誰もが想像していなかったこの状況で、言ってみれば本大会の2カ月前の今でもリプランをしている状況で、ネガティブにとらえようとすればいくらでもできます。しかし我々のメンタリティは、そういう次元を超えて、かなり前から“代表”から、“代表チーム”になり、“ファミリーメンバー”という関係性になりました。それくらいの強さを身につけたと思っています。そのあたりは、こういう時間なくしてはなかなかできなかったかなと思っています。

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