2023-2024CLの展望「連覇狙う王者マンチェスター・シティ」デ・ブライネ復帰への期待と過密日程問題
デ・ブライネの負傷やギュンドアンの移籍など不安要素も多いが新戦力が頼もしいシティ
今季のシティは、プレミアリーグやFA杯の連覇を狙うのはもちろん、CL連覇も目論んでいる。
キャプテンを務めたギュンドアンがバルセロナに移籍し、司令塔のデ・ブライネも長期離脱するなど順風満帆とはいえないが、それでもプレミアでは2位につけ、CLでも3連勝しグループGの首位を独走している。
デ・ブライネ不在の間はフォーデンやベルナウド・シウバといったテクニックに優れた選手がゲームを作る必要があるが、新戦力のジェレミー・ドクやヨシュコ・グバルディオルなどの活躍によりチーム力は昨季と比べて決して下がっているわけではない。
グループステージは問題なく突破できるはずだが、本番はラウンド16からとなる。
デ・ブライネがハムストリングの手術を受け年明け以降復帰することを考えれば、かなりチームとしてはポジティブな状態だといえるだろう。
プレミアリーグの優勝争いも今季は激化することが予想でき、主力選手たちはインテンシティの高い試合を過密日程でこなしていかなければならない。
そういった意味では、「いかに負傷者を出さずにデ・ブライネ復帰まで勝ちながら持ちこたえるか」がポイントになるのではないか。
CLの決勝トーナメントが始まるまでの過密日程で2~3人の主力選手が負傷などにより離脱してしまえば、デ・ブライネが復帰したとしても厳しい戦いになるはず。
つまり、CLのグループステージ残り3試合やプレミアリーグにおいても、多少大胆なローテーションを採用し選手を酷使せずに戦うべきだろう。
特にロドリやフォーデン、ハーランドといった中核を担う選手たちは、コンディション管理を徹底しデ・ブライネ復帰まで持たせたいところだ。
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