ソロキャンプにおすすめのタープ37選!選び方や張り方も解説

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タープとは?タープを張るメリット・デメリット

タープとは、ポールとロープを使って設営する布状の屋根のことを指します。キャンプ中の突然の雨から荷物や身体が濡れるのを防ぐだけでなく、テーブルとチェアを置いてのんびり食事をしたり、本を読んだりくつろげる場所になります。テントが寝るための場所とすれば、タープはリビングエリアです。

キャンプに持っていくと便利そうなタープですが、もちろん良い点ばかりではありません。デメリットについてもしっかりと理解し、ソロキャンプで使用するか否かを判断しましょう。

タープを張る意味とメリット

タープを使うメリットは主に以下の3つです。

【メリット】

  • 日差しの眩しさ・紫外線・雨風を防げる
  • 設置方法を変えれば、シェルターとしても使える
  • 木の枝や虫の落下から身を守れる
  • キャンプ中はずっと外にいるので、太陽の日差しと紫外線をがっつりと浴びてしまいます。曇っていても紫外線の量は晴れている日と同じくらいあるので、日焼け対策にもタープは活躍します。また、突然の雨が降ってもタープがあれば、荷物もあなた自身も濡れずにすむでしょう。

    また、タープの形状やタープの設営の仕方によっては、冷たい風、気になる他の人の視線を防ぐシェルター代わりにすることも可能。キャンプ中、プライベート空間を確保したいソロキャンパーにはぴったりです。

    また、木のそばにテントを立てるときは要注意。葉っぱや木の枝だけでなく、虫や虫の糞などあなたが想像してる以上に木からの落下物は多いです。タープがあればこれを全て防ぐことができるので安心ですよ。

    タープを張るデメリット

    タープを持っていくデメリットは主に次の2つです。

    【デメリット】

    • 荷物が増える
    • 設営撤収に時間がかかる

    ソロキャンプでは、少しでも荷物を少なく身軽にしたいという人は少なくないでしょう。当然ながら、タープを持っていくと荷物は増えます。大き目のタープともなるとタープ自体の重さだけでなく、タープを支えるポール自体の重さも加わることに。少しでも荷物を少なくしたい徒歩・自転車キャンパーは、タープ選びを慎重に行いましょう。

    また、タープが増えることで設営と撤収の時間がかかります。夏場は日差しを遮るために、タープは必ず持っていきたいところですが、設営だけで汗だくになることも。設営に時間をかけたくない人は、すぐに開くワンタッチ式のタープなどを活用しましょう。

    タープとは?テントがあるのに張る意味あるの?タープの基本を解説します!


    ソロキャンプにおけるタープの必要性

    ソロキャンプではなるべく荷物を最小限に抑えたいという人も多いはず。ではどんなシーンにタープが必要なのか、逆にソロキャンプでタープが不要なのはどのような場合なのかについて解説します。タープを持っていくか持っていかないかを迷っている人はぜひチェックしてみてください。

    前室の広いテントを使っている人は不要!

    広い前室があるテントを持っていく場合、タープは不要です。

    ソロキャンプにおいてタープは、主に次の2つの目的で使用します。

    • 日差しの強い日中を快適に過ごす(特に夏場)、日除け用
    • 雨が降っている場合でも野外で快適に過ごす、雨除け用

    タープを使ってテントに広々とした前室空間をつくり出せば、日除けをしながらテーブルやチェアを置いて、快適に過ごせます。また、雨除け代わりにもなるので、荷物が濡れることもありません。

    その点、テーブルとチェアを置けるほどの広さがある前室付きのテントであれば、タープと同じ役目を果たすため、わざわざタープを持っていく必要が無くなります。

    前室のないテント、または狭いテントを使っているならタープはおすすめ!

    前の項目で解説したように、広い前室があるテントを持っていくならタープは不要です。

    逆に、前室が付いていない、または前室が狭いテントの場合、タープを設置すると荷物を置けたり日陰をつくることができたりと快適に過ごせるのでタープを持っていくのがおすすめ。

    なお、タープは製品によって重量感があるので、荷物を軽量化したい場合は、素材をチェックしてみましょう。おすすめは、山岳用に最適なポリエステルやナイロンといった合成繊維素材のタープです。

    ソロキャンプ用のタープなら、タープ泊も可能!

    テントを設置せず、タープのみで就寝することをタープ泊といいます。より自然に近い状態で過ごせる無骨なスタイルです。このタープ泊スタイルがソロキャンパーの人気を集めている理由は次の2つです。

    • 荷物をより軽量にして、身軽にしたい
    • より自然を感じながら眠りにつきたい

    広げたサイズが350×350cmほどあれば、ひとりのタープ泊に適しています。なお、寝るときは高さのあるコットや一人用の蚊帳を組み合わせて、虫さされなどを防ぐのがコツですよ。

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