グランドシートおすすめ24選!耐水性や快適性を徹底検証

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グランドシートを使う5つのメリット

「グランドシート」は使わなくても問題ないと思う人もいますが、実はさまざまなメリットがあります。例えば、雨による浸水防止やテントの保護、地面の凸凹軽減など。グランドシートはキャンプの快適性を上げるためには欠かせないアイテムです。

この記事では、hinata編集部がグランドシートを実際に比較した検証結果を下に、本当におすすめのグランドシートをランキング形式で紹介します。グランドシートを効果的に使うために、まずはメリットをしっかり確認しておきましょう。

地面の凸凹を軽減する

テントを張る場所は屋外のため、整備されているキャンプ場でも砂利や小石、小枝などが地面に落ちています。そのままテントを張ると横になって寝るときに体が痛くなることがありますが、グランドシートを敷けば砂利や小石による地面の凸凹を多少は軽減してくれます。ただし、グランドシートはクッション性が備わっているわけではないので、目に付いた砂利や小石はシートを敷く前に取り除いておくとよいでしょう。

テントの底を保護する

グランドシートは、テントの底が汚れたり破れたりするのを守ってくれます。キャンプ場の地面は土や芝生、砂利などさまざま。地面に何も敷かずテントを張ると汚れてしまい、尖ったものがあると傷ついたり破れたりしてしまうことも

グランドシートを敷くと汚れも付きにくくなるので、撤収時の片付けやお手入れも楽々。お気に入りのテントを長くきれいに使うためにも、グランドシートを敷くことをおすすめします。

浸水や底冷えを防ぐ

キャンプの途中で雨が降って地面が濡れることがありますよね。また寒いシーズンは、地面からの冷気によってテント内が思った以上に冷え込みます。

でも、グランドシートを敷いておけば大丈夫。グランドシートは、汚れ以外にも、雨水や湿気による浸水や地面からの冷気を防ぐ効果が期待できます。耐水性が高いグランドシートを選ぶと、より安心です。

レジャーシートや荷物置きとしても使える

キャンプの荷物は多くなりがちですが、グランドシートにまとめて置いてしまえば、設営前や撤収時にスペースを確保できるので楽に作業できます。

また耐水性に優れているグランドシートは、レジャーシート代わりにも当然使用可能。キャンプはもちろん、ピクニックやレジャーなどに使えることもグランドシートの魅力の一つといえるでしょう。

ハトメ付きならタープとして使える

グランドシートにハトメが6個付いていれば、ポールやロープを使って立てられるので、タープとしても使用可能。デイキャンプなど「テントを使うのは少し大げさかも…」という場合に便利です。

ハトメ付きのグランドシートを選べば、新たにタープを購入する費用の削減にもつながります。本来は地面に敷くものですが、タープとして使うことも視野に入れるなら、ハトメが付いたグランドシートがおすすめです。

なお、グランドシートはタープ専用としてはつくられていないため、強度は高くありません。特にハトメ部分は破れやすいので、テンションのかけすぎや強風時の利用には注意しましょう。


グランドシートを選ぶ6つのポイント

グランドシートの選び方を6つのポイントに分けて紹介します。最適なグランドシートを選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。

テントよりも10cm小さいサイズを選ぶ

グランドシートはテントの底面サイズより、少し小さいサイズを選ぶことが重要です。テントより大きいものだと、フライシートから流れてきた夜露や雨水が、シートづたいに入り込んでしまいます。

一方、小さすぎても、テントが地面に触れてしまい保護できません。グランドシートは、テントの底面より10cmほど小さいサイズを選ぶとよいでしょう。

テントのメーカーと同じだと安心

出典:Amazon

適切なサイズのグランドシートを探すには、テントと同じメーカーのものを選ぶのがおすすめです。同じメーカーであれば規格が統一されていることが多く、テントによっては「〇〇テント用グランドシート」と販売されている場合も。専用のグランドシートであれば、サイズも適切なので安心です。

また、ちょうど合うサイズのグランドシートを、別のメーカーで探すより手間がかかりません。特にこだわりがなければ、テントと同じメーカーのグランドシートを確認してみてください。

耐水圧1,500mm以上のものを選ぶ

キャンプでは雨が降ることもあるので、グランドシートの耐水性を確認することが大切です。グランドシートの耐水性は「耐水圧(mm)」で示されており、どれだけ生地に浸水しにくいかを表しています。値が大きいほど耐水性が高いと判断できます。

例えば耐水圧1,500mm以上のグランドシートなら、ある程度の雨でも問題なく過ごせるといわれています。それより低いと長時間の雨により浸水する可能性が高いので要注意。グランドシートは、耐水圧1,500mm以上を目安に選ぶようにしましょう。

生地(素材)をチェックする

グランドシートの生地は主に3種類。それぞれ特徴が異なるので、自分のニーズやキャンプスタイルに合う生地を選びましょう。

メリット デメリット こんな人におすすめ
化学繊維
(ナイロン、ポリエステルなど)
・軽くてコンパクトになる
・デザイン性が高く種類も豊富
・摩耗に強く耐久性が高い
・ハトメが付いているタイプが多い
・加工がはがれると
 耐水性が落ちる
荷物を少なくしたい人
合成樹脂
(PVC、ポリエチレンなど)
・耐水性が高い
・生地自体が浸水しにくい
・比較的リーズナブル
・厚手で重い
・質感が気になる場合あり
耐水性を重視する人
帆布
(コットンなど)
・肌ざわりがいい
・丈夫で耐久性に優れている
・経年変化を楽しめる
・帆布テントと相性がいい
・厚手で重い 耐久性を重視する人

糸の太さ(D/デニール)に注目する

グランドシートが簡単に破れないよう、生地に使われている糸の太さを確認しましょう。糸の太さはデニール(D)で示されており、値が大きいほど耐久性が高いと判断できます。

グランドシートは100~200Dが一般的ですが、なかには400D以上のものもあります。数値が高いほど耐久性が優れている一方、重量が増すので持ち運びがしにくくなるデメリットも。移動手段や使用シーンに応じて、バランスを考えて選ぶことが大切です。

ペグダウンができるものだと安心

グランドシートは、地面にただ置くだけだと使っている間にズレてしまい、グランドシートを敷いた効果が薄くなってしまいます。特に雨のときにズレると、テントからはみ出ていることで浸水するリスクが高まる可能性も。

しっかりと地面に固定するために、ペグダウンができるものだと安心です。ハトメやループがグランドシートに付いているかを確認しましょう。


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