
3WAY+αの「焚き火シートバッグ」が完成!あなたのキャンプを豊かに【hinataオリジナル】
キャンパーのストレスをなくしたい! 開発のきっかけは実体験から
ここからは、焚き火シートバッグの考案者・hinataスタッフ(渡部)へのインタビューを通して、誕生の経緯やhinataの想いなどをお届けしていきます。
hinataオリジナルギア 開発企画担当・渡部
hinata 渡部:キャンプにはいろいろなギアを用意しますよね。とはいえ、チェアやバーナー、焚き火台などをケースから出してセット、ケースから出してセット…とやっているうちに、ふと周りを見たら、それらのケースがたくさん散らかっていて。ほかのキャンパーさんの様子を見ていても同じなんですよね。
これは見苦しいし、もったいないなと感じていたんです。それが「焚き火シートバッグ」をつくるきっかけになりました。ひとつでケース&焚き火シートになるアイテムがあれば、こんなムダを少なくできるのではないかと。
スナップボタンの数やレイアウトは、ミニマルかつ焚き火台のパーツがこぼれないように設定しています
自身のキャンプ体験も製品づくりのヒントにしているのだとか。だからこそ、“本当に使える”製品に仕上げられるというわけです。
hinata 渡部:よりキャンプを楽しむためには、いかにして小さなストレスを軽減させるかが大切だと思うんです。そういうことに役立つ製品があれば……というのが原点です。
当初は「焚き火台ケースを開いて、そのまま焚き火シートになったら便利だよね」くらいのアイデアだったんです。でも、実際に焚き火をしていると、落ちた灰が風で舞ってしまったりするストレスも。火災につながる危険だってありますよね。
そこで、焚き火シートに水が溜められると解決するのではないかと考えて、スナップボタンの位置を調節してフチを立てられるようにしました。
同色ベースのさりげない「hinataロゴ」もデザイン
そのスナップボタンも数やレイアウトなど、徹底的に“使いやすさ”にこだわっているのも特徴です。
hinata 渡部:スナップボタンのサイズも、ベストを目指して5〜6回は試作を重ねました。フィールドでも何度もテストしましたし、 hinataのほかのスタッフにも使ってもらったりも。いろいろな人に意見をもらいながら、つくり上げたものなんです。
焚き火台ケースと焚き火シートだけでなく、薪バッグとしても使えるというアイデアも、やはり本人の体験から。
hinata 渡部:焚き火の際には薪バッグもやっぱり必要で、いろいろなメーカー・ブランドからリリースされています。ただ、薪を運んだ後はギアの収納ケースと同じで、使いみちがないんですよね。
そんなストレスを感じていたこともあって、焚き火シートにハンドルをつければ薪バッグになるなと。転じて、バッグになるなら焚き火台も入るものがより便利だろうと。
一般的な焚き火シートにも使われるガラス繊維素材で、十分な耐熱性も確保
“一人三役”なんていうキーワードは、ギア好きのキャンパーの大好物。ただ、それだけでなく、トレンドの変化もしっかりキャッチしながらの製品づくりも心がけたそうです。
hinata 渡部:クルマにお気に入りギアを目一杯積む人ばかりではなくて、いまは「最小限の荷物でキャンプを充実させたい」という人も増えています。
そこで、荷物を減らせるスリーインワンみたいなギアがあったら便利だろうなと。特にソロキャンプではその傾向が強いと感じて、ソロ向け焚き火台にマッチするサイズに仕上げました。
自分自身もそんないちキャンパーとして欲しかったギアなので、共感してくれるキャンパーさんがいたらうれしいですね。使用感のフィードバックもお待ちしています!
「焚き火シートバッグ」のレビューもチェック!
「買ってよかった」そんな相棒になること間違いなし!
スタッフのキャンプ体験から生まれたhinataオリジナルキャンプギア「焚き火シートバッグ」。それだけに、キャンパーの「こんなの欲しかった!」にしっかり応える逸品に仕上がっていることは間違いありません。
焚き火台収納バッグ・焚き火シート・薪バッグとして使える3WAYアイテムですが、工夫次第でさまざまな使い方もできるはず。そんなポテンシャルを秘めたギアは手にしておいて損はなし!自分のキャンプサイトが収納ケースだらけで「うーん……」なんていう人はぜひ試してみてください。
ここでしか買えない「焚き火シートバッグ」
撮影/薮内 努
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