【PROLOG】韓流デザイナーのミニマリズム哲学と木の美しさが織りなすギア

コンセプトは「芸術的な美しさ」と「+αの機能」

イ ゴンさんは、プロログを「芸術家気質のあるデザイン会社」だと語ります。ベースにはミニマリズムとバウハウスデザイン哲学(※)を据えながら、不必要な大量生産を目的とせず、環境にやさしい製造活動を心掛けているのだそう。

※バウハウスデザイン…1900年代前半にドイツで始まった芸術とデザインの運動


木製スピーカーで培ってきた技術がギアに与える独自性

機械と木さえも美しく調和させる技術とデザイン力は木製スピーカーの開発で培った強み。かわいいThermo-Hygrometeも人気アイテム

プロログのギアといえば、洗練とぬくもりが融合したウッディなルックスが特徴です。

これまでの事業に木製スピーカーの製造があったことから木の魅力にとりつかれ、加工方法などは独学で研究してきたというイ ゴンさん。これが伝統的な木工職人の持つ先入観や偏見を排除し、結果的に、ほかのブランドとの差別化や独創性につながりました。

そんなイ ゴンさんがプロログの製品に好んで使っているのが、「アメリカンブラックウォールナット」という、家具や楽器などに使われる高級木材。木目が細かくて耐久性があるだけではなく、油分があるので使い込むほどにツヤが出て経年変化も楽しめます


2024年は新ギアやコラボ記念ギアが続々登場予定!

現在開発中の製品としては、さまざまなコーヒードリッパーに合う機能と汎用性を兼ね備えた「U HOLDER(仮称)」と、以前よりコラボしているTARPtoTARPとの「協業5周年記念アウトドアファニチャー」があり、いずれも2024年5月の発売を目標としているそう。

また、お家芸である独創的なデザインと機能を取り入れたテーブルやチェア、収納ボックスなどの計画も進んでいます。「キャンパーにもっと便利で快適なキャンプを体験してもらえるよう、情熱的に楽しく研究開発を続けて行きます」とイ ゴンさん。愛着の持てる韓国ギアを探している人はぜひ知っておきたいブランドです。

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