【PROLOG】韓流デザイナーのミニマリズム哲学と木の美しさが織りなすギア

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ものづくりを愛するオーナーが「三度目の正直」で孵化させたブランド

2018年に釜山で創業し、現在は自然豊かな京畿道(キョンギド)の南楊州(ナミャンジュ)に工房を構えるPROLOG(プロログ)。高級木材であるアメリカンブラックウォールナットを使ったカフェアイテムやキッチンアイテムにも定評があり、そのナチュラルでリラックスした雰囲気はアウトドアギアにも反映されています。

オーナーのイ ゴンさんは、ITサービスの企画やフォトグラファー、デザイナーといった多彩な経歴の持ち主。2013年にプロログの親会社である「BECREATIVE LAB(ビークリエイティブラボ)」を創業後、Androidのアプリケーション開発や木製スピーカーの開発を事業とし、ずっと代表取締役兼デザイナーとしてものづくりにも関わってきました。

カフェのようにおしゃれな木製ギアが勢ぞろい

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木目の美しさとシンプルな実用性が心地よいギアたち

プロログの特徴の一つは、なんといっても「木」の使い方。ドリッパーホルダーやトレーのほか、マルチグリドルのハンドルカバー、ストーブを置くスタンドなど、ほかのギアとの相性も考えたデザインが魅力です。さらに、キャンパーの感じる「ちょっとした不便」を解決してくれるのもポイント。

まずは、一度使えば手放せなくなりそうなプロログの人気アイテムを見てみましょう。

【Wooden Dripper Holder for Origami Dripper 】人気のコーヒードリッパーをグレードアップ

オリガミドリッパーの特徴的なリブ形状にぴったりはまるよう、内側に溝が施されています

プロログの中で最もメジャーなアイテムの一つが、日本の「ORIGAMI(オリガミ)」社が出しているコーヒードリッパー用のホルダー。

オリガミドリッパーの「リブ(溝)がある放射状」という特徴的な形を模したギザギザが特徴で、ドリッパーがぴったりフィット。純正品の木製ドリッパーホルダーにはリブがないため、「ドリッパーが傾いて、片側にお湯が偏ってしまうことがある…」と嘆く声もちらほら。そんなキャンパーもこれなら納得!

イ ゴンさんも「コーヒーをおいしく抽出できるドリッパーの機能をより引き出せるギア。コーヒー愛好家として、そしてインダストリアルデザイナーとしてつくってみたかった製品です」と語る逸品です。

オリガミドリッパーでもっとおいしいコーヒーを!

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【Wooden Stand Gen2】ストーブをはじめとした大型ギアのスタンドに

冬季キャンプに欠かせない灯油ストーブのスタンドとして開発されたこちらは、第一世代に改良を加えた第二世代。第一世代はコンパクトに収納することができなかったため、特殊な蝶番で折りたためるようにし、ストーブバッグに一緒に入れられるようにしました。さらに、デザインもより美しくグレードアップされています。

精密度と耐久性をクリアしつつ、スタンドのデザインにも合う蝶番を探すために非常に多くの試行錯誤とテストを経なければならなかったことが記憶に残っています」とイ ゴンさん。4本の木の束が、広げるだけでスタンドになる構造もユニークです。

地面に直置きすると土や泥で汚れてしまうストーブも、スタンドの上に置けば汚れず見た目もアップ

ちなみにこちら、2024年4月現在、公式サイトでも2024年10月まで入荷予定なしというレアもの。灯油ストーブのほか、小型ポータブル電源やクーラーバッグなどさまざまなキャンプギアのスタンドにも活躍するので、気になる人はぜひこの機会に手に入れては?

お気に入りギアに写真映えする定位置を

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【Wooden U-TRAY】「ここに小物が置きたい」を即解決!

3つめはまだ比較的新しい商品ながら、早くも日本人キャンパーから注目を集め始めている「Wooden U-TRAY」。

テーブルやチェア、棚など、キャンプ用家具の利便性をさらに高めるために開発されました。無垢材を使ったトレーに4分の1ネジとスーパークランプが付いており、チェアやテーブル、コットなどに取り付けが可能。全面がフラットな基本タイプのほか、カップホルダーや調理器具入れ付きタイプもあり、使用用途に合わせて選べます。

テントポールに取り付けてランタンやコーヒーカップを置くちょっとした棚にするなど、間取りに合わせて自由に移動できます

テーブルに取り付けて、調理器具や調味料を載せる場所にしても便利!

ちなみに、スーパークランプとカップホルダータイプに使用しているシリコンは、カメラ用品に使われているものを再利用しているそう。「環境にやさしい製造活動」もPROLOGのテーマの一つですが、こうした部分にもそのための工夫とアイデアが生きています。

好きな場所に取り付けられるかわいいトレー

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