
【簡単】チャークロスの作り方を解説!空き缶を使って自作しよう
元記事はこちら:【簡単】チャークロスの作り方を解説!空き缶を使って自作しよう
チャークロスとは?
チャークロスは、布でつくられた炭のこと。綿100%の布を炭化させたもので、焚き火の着火剤として使用できます。チャークロスを使用することで、小さな火種でも安定して燃焼できるのが魅力です。火おこしが苦手な人や初心者でも、ひとつ持っていると便利なアイテムです。
またチャークロスは、自分でつくることも可能。材料が簡単に手に入れられ、費用もほぼかからないので気軽にトライすることができます。
【チャークロスの作り方】空き缶を使って自作しよう!
ここからは実際に、チャークロスの作り方を解説します。30分ほどで簡単につくれるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
材料・用意するもの
- 布(綿100%)
- ふたつきの長方形の缶(スチール製で手のひらサイズのもの)
- バーナー
- ライター
- ナイフまたは太い釘
- ハンマー
- はさみ
- 耐熱グローブ
使用する布は必ず綿(コットン)100%のものを選びましょう。ポリエステルやナイロンなどの化学繊維が混じっていると、炭化せずに燃え尽きてしまうので気をつけてください。
綿100%のタオルやトートバッグに使われることの多い帆布、デニムなどでもOK。綿布やガーゼでもできますが、薄いものは炭化したときにボロボロになってしまう可能性があります。厚手のもののほうがしっかり仕上がるでしょう。
ふたつきの缶は、スチール製のものがベスト。アルミ製でも大丈夫ですが、耐久性の高いスチール製がおすすめです。
また、チャークロスづくりに必要なものが全てそろった「自作キット」も販売されています。初心者や材料をそろえるのが大変という人は、チェックしてみてください。
Bush Craft(ブッシュクラフト) チャークロス自作キット
缶や帆布・つくり方の説明書までセットになった自作キットです。帆布はちょうど良い大きさにカットされているので、缶ごと火にかけるだけで手軽につくれます。
- サイズ(約):[缶]幅10×奥行き6.5×高さ2cm[帆布]幅7×奥行き5cm
- 重さ(約):60g
Bush Craft(ブッシュクラフト) チャークロス自作キット 28062
チャークロスの作り方の手順
1.空き缶のサイズに合わせて布をカットする
空き缶の大きさに合わせて、布を細かくカットします。炭化すると縮むので少し大きめでも大丈夫です。
2.空き缶のフタに穴を開ける
ナイフや太い釘を使用して、フタつき空き缶に穴を開けます。フタの真ん中にナイフ刃先を立てて、握り手の部分を上から軽く叩くだけ。小さく穴が開けばOKです。フタを閉めたまま作業すると、勢いで底まで穴が開いてしまうこともあるので、フタを外してから穴を開けるようにしましょう。
穴が大きすぎると中に入れた布が燃えてしまう可能性もあるので要注意。刃先が少し入る程度で大丈夫です。
3.空き缶に布を詰める
フタに穴が開いたら、缶の中に布を入れていきます。隙間ができないように入れたほうが、炭化しやすいです。
4.火にかける
缶のフタを閉めてバーナーに点火し、弱火に調節します。1分ほどで穴から煙が出て、2〜3分するとフタの隙間からも煙が出てくるので、そのまま様子をみてください。缶の大きさにもよりますが、10分程度で煙が出なくなるので、煙が止まってから火を消しましょう。
5.冷ます
缶の熱が冷めるまで、10分程度待ってからフタを開けます。念のため、手袋をしておくと安心です。開けにくくなっていることもあるので、中身が飛び出さないように慎重に開けてください。全体的に布が黒くなっていれば完成です。
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