
【独占インタビュー】YOKAの人気テントに「第二世代」が新登場!どんなキャンプもOKな理由とは?
インナーテントも新登場
出典:hinataストア
――YOKA TIPI TYPE2の発売と同時に、初代(YOKA TIPI)にも使用可能なインナーテントも登場しました。これは全YOKA TIPIユーザーが待望の製品だと思います。
角田:「インナーテントが欲しい」とたくさんのユーザーから要望をいただいていたんです。ほかのメーカーさんのものを合わせている人もいらっしゃると思うんですけど、やっぱりオフィシャルのものが欲しいと。
また、パカッと開ける仕様にしたので、それならインナーテントがないのはおかしいだろう。ということで、「じゃあ夏はこうしましょう」という提案をすることにしました。
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――なぜフルインナーではなくハーフインナーを採用されたのでしょうか?
オープンにするスタイルが前提になるので、ソロキャンプでの使用に向いているんです。であれば、インナーはハーフサイズの方が使いやすいはずですよね。そのうえで、ご夫婦やカップルだったら寝られるかな、というぐらいの広さは確保しています。
――とてもシンプルなつり下げ式に見えますが、このシンプルさにも何か理由があるのでしょうか?
ポールの先端にかけてつり下げるタイプですが、大きさが合うほかのテントにも使えるように、フックも付けています。タープやシェルターを使う人も多いと思うので、万能なインナーテントとして仕上げました。単体でも販売しているので、いろいろな人に試してみてもらいたいです。
インナーテントは超万能なつり下げタイプ
新色「チャコールグレー」も追加
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――新色のチャコールグレーは、既存カラーのダークカーキと近しい色合いにも見えます。全く違う色でなく、このカラーを新色として採用したのは、どのような理由からなのでしょうか?
角田:TYPE2をつくるなら、新色もその機会に設定しようと思っていて、黒も候補で考えていたんです。
元々のYOKA TIPIのダークカーキは本物のオリーブドラブを目指しているんですね。オリーブドラブというのは黄色と黒を1:1で混ぜた色で、緑でも茶色でもないんですよ。光の当たり具合によって異なる色に見えるんですよね。例えば朝と夜で違う表情を見せてくれる。これもYOKA TIPIのおもしろみのひとつだと思っています。
こんなふうに色にこだわっているのに、ただの黒だと楽しくないなと。だから「チャコール=炭の色」が入った深みのあるグレーにしました。
ブラック系ギアとも合わせやすい新色
ディテールも抜かりなく進化
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――フルオープン機能や新色追加のほかにも、変更点があれば教えてください。
角田:YOKA TIPI TYPE2は、ペグに掛けるベルトを長さ調整できるタイプに変更しました。地味な変更ではありますが、ペグを打った後に調整できるので、よりきれいに張りやすくなっています。あとは、重量増を抑えるために、生地の素材をナイロンからポリエステルに変更しています。
低山でのテント泊から冬キャンプまでコレひとつ!
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ジップを斜めにレイアウトすることで、YOKA TIPIで流行った横開きの張り方がテントにストレスをかけることなくできるようになったり、ダブルジッパーによるフルオープンでテント前をリビングのように使えたりと、一見従来と同じルックスながら、使い勝手やスタイルの選択肢がレベルアップしたYOKA TIPI TYPE2。
いつものキャンプはもちろん、ライトなトレッキングのテント泊でも活躍する汎用性の高さでアウトドアライフを豊かにしてくれることは間違いありません。そと遊びの幅がグンと広がるYOKA TIPI TYPE2の詳しいスペックは、ぜひhinataストアでチェックしてください!
1年を通して活躍するテントならコレ!
斬新アイデアのYOKAに今後も注目!
――YOKA TIPIもインナーテントも、いろいろな使い方が楽しめるように思います。ものづくりする際には、それを前提とした意識はされているのでしょうか?
角田:おもちゃでも雑貨でも、「説明の通りに遊んでください」という完成したものを提供するのではなくて、あえて余白を残し、ユーザーが好きなように遊んでもらうのがすごく好きなんです。ユーザーのクリエイティブな遊び方を見ることで、僕も刺激をもらっています。
――2024年もそういったコンセプトでの新商品は予定されていますか?
角田:そうですね。新感覚のバーベキューグリル「ミステリーグリル」と、サウナチェアみたいな「リゾートチェア」を開発中です。キャンプギアの開発を続けつつ、庭遊びなどほかの領域にも使えるようなものもつくりたいですね。
「最後の仕上げはユーザー次第」というYOKAの製品。ハイクオリティながら自由度の高い製品は、自分次第で、もっとキャンプを楽しめるものになるはずです!
今回リリースされたYOKA TIPI TYPE2はまさにそれを実践できるものでした。自分好みに楽しめる余白があるという開発中のアイテムからも、引き続き目が離せません!
オリジナリティあふれるギアならYOKA
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