冬キャンプの朝食づくりの救世主!「照宝の蒸籠」でほったらかし調理
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シュラフから出たくない…冬キャンプの朝
暑い夏キャンプよりも寒い冬キャンプのほうが好きなのですが、冬の朝、シュラフの中から出るのは本当につらい。「このままずっとぬくぬくしていたい」というのが本音だけれど、子どもに「お腹空いたー」と急かされれば、母としては起きないわけにはいきません。
「蒸籠(せいろ)」なら5分で朝食がつくれる!
冬キャンプで朝食をつくったり、コーヒーを淹れたりした経験がある人はわかると思うのですが、寒さで手がかじかむので、コンロに火を点けるのさえもひと苦労。お湯はなかなか湧かないし、野菜や果物を水で洗ったり、包丁を使ったり、じっくり焼いたりする料理なんて…つくれません。というより、寒すぎて1秒でも早くテントに戻ってシュラフにもぐり込むか、焚き火かストーブの前で暖まりたい!
しかし、そんな冬キャンプの朝食づくりを楽にしてくれるアイテムがありました。それは、蒸籠!
私は日頃から蒸籠を愛用しているのですが、蒸籠の魅力は、食材を入れて火にかけたらほったらかしにできること。電子レンジのように使えるので、忙しいときや疲れている日に重宝しています。
使い方はいたって簡単。水でさっとぬらした蒸籠をお湯の入った鍋の上にのせ、食材を入れて蒸すだけです。何段か持っていれば同時調理が可能なので、何かとバタバタしがちな朝に使うのもおすすめ。蒸し野菜や卵料理だけでなく、硬くなったパンも蒸気でふわっふわになります。ただの肉まんも、めちゃくちゃおいしく仕上がりますよ。
せっかくなので、5分でつくれる朝食メニューを紹介します。
【材料】
卵 人数分
ブロッコリー 適量
ソーセージ 人数分
パン 人数分
塩コショウ 適宜
サラダ油 適量
【用意するもの】
蒸籠
クッキングシート
シェラカップ
【手順】
- 鍋に水を入れて沸かす
- ブロッコリーを食べやすい大きさに切る
- シェラカップに薄くサラダ油をぬり、卵を割り入れてブロッコリーを加える
- 蒸籠に3、ソーセージ、パンを並べてふたをして5分ほど蒸す
- ブロッコリーと卵に塩コショウをふる
火にかけてただ蒸すだけなので、蒸している間はテントに戻っても、シュラフ入ってぬくぬくしても全く問題ありません(笑)。材料は前の日に切っておけば、朝起きてやることはお湯を沸かして卵を割り入れるくらい。あとはコーヒーかスープを用意して、バターやジャムを添えればOK。少なくとも、我が家はこれで十分です。
また、シェラカップに入れて蒸すと、そのまま食器として使えて洗い物が減ります。ちなみに蒸篭に使うシェラカップは、ダイソーのステンレス手付きボウル10cmがおすすめ。持ち手の部分が折りたためるので、蒸篭にうまく収まります。
蒸籠はちょっとかさばりますが、キャンプに持っていくと何かと便利です。たとえばバーベキューのとき、かぼちゃやさつまいもを焼きたくてもなかなか火が入らない…なんて経験は誰にでもあるはず。蒸籠で軽く蒸してから鉄板に乗せて焼けば、すぐに食べられますよ。また、夏は枝豆やとうもろこしを蒸してもおいしいです。
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