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ラグビー選手でも壊せない「米軍採用」シェルター!「5.11 Tactical」のギアでキャンプを“ミルスペック”に

米軍採用の「シェルター」は驚異の耐久性で安全を確保

「LiteFighter 1 Individual Shelter System」(税込69,300円)

ーー米軍のギアですか!いったい、どのようなものがあるのでしょうか?

仲村「LiteFighter 1(ライトファイター1)」は、まさにキャンプでも使えるギアですね。米軍が採用している個人用のシェルターです。

山本:大きな魅力の一つはこの軽さ。重さ約1.9kgで、女性でも片手で軽々持てます。また、設営も非常に簡単です。3ステップで組み立てられる構造なので、暗闇でも手こずることなくセッティングできます。

ーー非常に軽いのですね。でも、これだけ軽いと耐久性に問題はないのでしょうか?

ラグビー元日本代表選手の仲村さんが体重をかけても無傷!

仲村:耐久性もピカイチです。こうやって、上から思い切り体重をかけても壊れる心配はありません。風にも強く、さまざまな天候に対応できる万能シェルターです。

防水性能も非常に優秀です。足が浸かるくらいまわりが水浸しになる大雨の中で防水性能の実験をしたのですが、シェルターの中には一切水は侵入してきませんでした。

ーーさすが、米軍に採用されるだけの性能ですね!

仲村:このシェルターと最低限の荷物だけ持って、ふらっとソロキャンなんていう楽しみ方もいいですね。フットワーク軽く持ち運べて、どんな状況にも対応できる安心感もあり、よりキャンプが身近になるのではないでしょうか。


リアルな米軍スタイルを再現する「パッチ&コーヒー」

山本:米軍ゆかりのアイテムとして、この「パッチ」もキャンパーに人気ですよ。軍隊では、階級や所属を一目で見分けるために胸にパッチをつける習わしがあります。それが発展して、キャラクターものや、軍のパッチをパロディーしたものが出回るようになって、一つのカルチャーとして普及しています。

ーーそれにしても、種類の豊富さに驚きます。

山本:ここにあるだけでもゆうに100種類以上はありますね。それに、半年に1回ほど新しいものが入荷するので、ラインナップはどんどん増えています。人気のパッチはすぐに売り切れて、プレミアがつくこともあるんです。

ーートレーディングカードのようなカルチャーですね。キャンパーにはどのようなものが人気なのでしょうか?

山本:コミカルなキャラクターものは人気ですね!例えば、このトイレットペーパーのキャラクター。ユーモラスな見た目も魅力ですが、このパッチをトイレットペーパーが入っているポーチなどに貼っておくと、一目でわかるという実用的な面もあるんです。

ーーここに並んでいる、ミリタリー感満載なパッケージの商品はなんでしょうか?

仲村:これらはコーヒー豆です。「BLACK RIFLE COFFEE(ブラック ライフル コーヒー)」というアメリカの退役軍人が立ち上げたコーヒーブランドの豆をそろえています。

軍人にとって訓練中はもちろん、任務中は気を抜くことが許されない時間。また、アメリカの土地は広大ですから、クルマでの移動は長時間におよび、運転中も気を引き締めなければいけません。集中力を保つためにも、コーヒーは重要な“ギア”なのです。

ハイカフェインコーヒーとして人気の「CAF COFFEE ROAST 2.0」(左、税込3,780円)と、トレーニング前におすすめの「FIT FUEL BLEND」(右、税込3,456円)

ーーコーヒーも米軍にとってはなくてはならないアイテムなんですね!これだけ種類が豊富なのも納得です。

仲村:苦味や香りなどはもちろん、カフェインの量もラインナップによって異なっています。特に、ハイカフェインのコーヒーは米軍の人にも人気で、一杯飲めば頭が冴えわたりますよ。

キャンプの帰りは、クルマの運転をしなければいけないのに疲れて眠くなってしまう…なんていうこともありますから、キャンパーのドライブのお供にもおすすめです!


「タクティカル」で広がるキャンプの可能性

ーー5.11 Tacticalはタクティカルギアのブランドですが、キャンプギアの開発も考えているのでしょうか?

仲村:5.11 Tacticalを日本で運営するブラック・ユニバース・エンティティーが、「ZINMAQUE(ジンマク)」というキャンプギアブランドを展開しています。2021年に立ち上げたばかりのブランドですが、タクティカルギアのノウハウも生かしつつ、新しいキャンプギアを提案していきたいと考えています。

「シェラカップリッド」(左、税込2,970円)と、「シェラカップ」(右、税込3,520円)

ーージンマクのシェラカップがありますね。ユニークなカラーリングが特徴的です!

仲村:この色、米軍服の「緑色」と、自衛隊の戦車に採用されている国防色の「土草色」の中間色なんです。光の当たり具合によっても違う色に見えるでしょ?肉眼と写真でも大きく印象が変わりますよ。見る状況によってさまざまな表情を見せてくれるのが特徴です。

ーー米軍と日本の戦車の中間色とは、ミリタリーファンにもたまらないキャンプギアですね。

出典:ZINCHEE

山本:ジンマクがプロデュースするキャンプ場もあるんですよ。「ZINCHEE(ジンチ)」という名のキャンプ場で、奈良県と三重県の県境にあり、名阪国道・針ICよりクルマで約60分ほどのところに位置します。敷地面積約2,300平方メートルある場内を、ひと組が貸し切って使うという営業形態が特徴です。

ーー2,300平方メートルというと、テニスコート約9面分の広さですね!それを独り占めできるとはなんとも贅沢。

山本:キャンプは非日常を楽しむアクティビティですが、ジンチならさらに特別な非日常感を味わってもらえるはずです。大型のテント、タープはそれぞれ3張りまで立てられます。またクルマは6台が乗り入れ可能。大人数で、まわりを気にすることなく思う存分キャンプを楽しめます。まさに、自分たちの「陣地」をつくってほしいですね。

【基本情報】
住所:奈良県御杖村神末168
電話番号:0743-61-5751
料金:[サイト]50,000円〜/1組
チェックイン/チェックアウト:14:00/12:00
詳細はこちら:ZINCHEE

ーー5.11 Tactical、そしてジンマクを中心に、新しいキャンプのあり方が広がっていきそうですね。

仲村:キャンプとタクティカルの組み合わせには大きな可能性を感じています。軍などで培われた技術やノウハウが、キャンプの幅を広げるヒントになると思っているので、これからも積極的にキャンプへ関わっていきます。

山本:タクティカルギアの魅力は、あらゆる状況でも最大のパフォーマンスを発揮できる性能を備えていること。たとえ、オーバースペックだとしても、その性能を応用することでキャンプのおもしろさは何倍にも大きくなるのではないでしょうか。そのことを、このお店から伝えていきたいですね。

【店舗情報】
住所:東京都福生市熊川1072
電話番号:042-513-7015
営業時間:11:00〜20:00
定休日:火曜

詳細はこちら:5.11 Tactical Store Tokyo
Instagramはこちら: @511tactical_tokyo

撮影/青柳光昭

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