「多喜火鉈」待望の新作は、包丁感覚で扱えるステンレスナイフ型!

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キャンパーから絶大な信頼を集める「BABACHO」多喜火鉈シリーズ

ものづくりの街・燕三条の技術力と、開発者のキャンプ愛が詰まったオリジナルブランド

BABACHOはじまりの製品「多喜火鉈」

新潟県燕三条の老舗の金物卸問屋「馬場長金物」が立ち上げたオリジナルブランド「BABACHO」。キャンプ好きだった同社の社長の「キャンプに使い勝手のよいナタが欲しい」という思いで開発されたのが、ブランドを象徴する「多喜火鉈」です。

女性や子どもでも薪割りの作業を楽しめるよう、サイズは一般的なものよりひと回り小さめに。刃が薪にスムーズに食い込む「両刃」仕様と、バトニングでも折れにくい「フルタング」仕様へのこだわりも、金物のプロとして譲れないポイントでした。

兄弟アイテム「多喜火斧」とともに、hinataストアの看板アイテムのひとつに

[左]多喜火斧
[右]多喜火鉈

2020年に発売された多喜火鉈は、発売抜群の使い勝手はもちろん、鋼とウォールナットのコントラストが際立つデザイン性の高さでも話題に。hinataの運営するオンラインストア「hinataストア」でも1カ月で400本販売するなど、初心者から目の肥えたキャンパーまで、幅広く注目されました。

2021年4月にはシリーズ第二弾「多喜火斧」もリリース。刃先をたたける手斧という、「ありそうでなかった」絶妙なラインを突いたギアとして、ナタと同様に多くのファンを生み出すことに成功。


新作「ステンレスナイフ型」が仲間入り!

デザイン・素材には多喜火鉈ユーザーの声を反映

そんな多喜火鉈シリーズに、2022年11月、「ステンレスナイフ型」が加わりました。前作のオノの発売から1年以上、ファンが待ち望んだ新作は、既存の2アイテムとは雰囲気の異なるシルバーの刃が印象的。商品名のとおり素材にステンレスが使われているのが特徴で、鋼を使った従来品よりも錆びにくくなっています。形も一見ナタには見えない、先端の尖った和包丁のような風貌。

開発者である馬場長金物の馬場社長によると、「扱いやすいステンレスを使った商品の構想は、第一作のナタを発売した直後からあった」そう。

日頃使い慣れている包丁のように、食材を切るのにも使いやすい形状

「薪割りを作業ではなく、キャンプの楽しみのひとつに」という思いから、取りまわしやすい小さめサイズで作られた多喜火鉈シリーズの製品。しかしふたを開けてみると、そのサイズ感ゆえに、薪割り用としてだけでなく、キッチンナイフとしても使うキャンパーが多くいたのでした。

そんなユーザーの実態を参考に、BABACHOらしさを追求して改良を重ね、たどり着いた答えがこちらの新作。錆びにくく手入れも簡単なステンレスは食材を切るのにも最適。日常で使い慣れている和包丁のような形状もあいまって、いわゆる「ナタ」に慣れていない初心者も扱いやすい一品となっています。

等身の3本ラインは気持ちよく薪を割る目印

もうひとつの大きな特徴は、刀身に入った3本の縦ライン。割りたい薪の中央にいずれかのラインを合わせ、それをガイドに、上から薪でたたくことでスムーズにバトニングができる仕様です。

線と線の間隔は2cm。薪の幅を両端の線に合わせると、焚き火に一番ちょうどいい4cm幅の薪が作れます。半分の2cm幅にすると、焚き付け用のフェザースティックにぴったりなサイズ感に。

「刀身にバトニング用の目印をつける」というのも、キャンプ専用に開発された多喜火鉈シリーズならではの発想。1作目の多喜火鉈を使ってバトニングをする際、誤って柄の方をたたき、木製のハンドルを割ってしまうユーザーが続出したことから考案されました。

ガイドラインのヒントは、まさかの「文房具」に

「割れてしまったハンドルの修理自体はすぐにできますが、ウォールナット製のハンドルはBABACHOのアイデンティティでもありますし、せっかくなら長く使っていただきたい。どうにか正しくバトニングができるような製品を作って、ハンドル割れのトラブルをなくしたい…と考えたわけです」と語るのは、馬場長金物・馬場社長。

そんな時にネットでたまたま目にしたのが、とある文具コンテスト。機能やデザインの秀でたステーショナリーたちを眺め、目に留まったのは、直線が引けるように均等にガイド線の入った定規でした。

「これだ、と思いましたね(笑)。正しい位置がわかるように、たたく場所に目印をつければいいんだと。試作を何度も重ね、一番いい幅を探りながらようやく完成しました」(馬場社長)。


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