誰かと行くから楽しい。”ちょっと”ぜいたくな夫婦キャンプを茨城県で。

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「そと」で過ごす感動を”誰か”と共有したい

「夫婦キャンプ」のススメ

自然の中で衣食住を過ごすキャンプは、心が動く瞬間の連続です。何気ない自然の景色を見た時の感動や、自宅で食べるよりもなぜかおいしく感じるご飯、思い出になるちょっとしたハプニング。そんな小さな感動やうれしさを誰かと共有できるのは、実はとても大切な時間。ちょっとした休みに夫婦2人で、気ままに、好奇心がおもむくままに出かけられるのが夫婦キャンプです。

旅の案内人は”あの”ヒヌマフウフ

今回、茨城県を歩くのは、YouTubeでも有名な夫婦キャンパー「ヒヌマフウフ」。流行のギアを集めて華やかに飾るキャンプスタイルではなく、食事や買い物などのシーンで見せる何気ない会話が微笑ましく、どこか身近に感じる、等身大の夫婦の姿が多くの共感を呼んでいます。

首都圏からもアクセスの良い、アウトドアの秘境「茨城」が舞台

今回の舞台は、豊かな自然が広がる茨城県。都心からのアクセスが良好で、なだらかで美しい山脈や太平洋に挟まれたフィールドには穴場なお手頃キャンプ場も多数。観光やグルメ、アクティビティも揃う茨城で、ゆとりある大人な夫婦キャンプのスタイルを提案します。


キャンプ前の「寄り道」が旅を充実させる

大人な旅は”ゆとり”があってこそ

前日から準備をして、翌日朝から車を出してキャンプ場へ向かい、設営や食事の準備をしてという「いつものキャンプ」はどこか余裕がないと思いませんか。

都心からクルマで2時間ほどの茨城県なら、いつものように急がなくても大丈夫。観光からアクティビティ、地域が誇るグルメなどがそろい、その日に楽しみたい、行きたい場所へ気がおもむくままに出かけられ、「キャンプ+α」が充実。心と時間に余裕のあるスケジュールで楽しめるスタイルこそ、理想の夫婦キャンプです。

大洗磯前神社・神磯の鳥居

旅の初めにまず立ち寄りたいのが、パワースポットとして有名な「大洗磯前神社・神磯の鳥居」です。波に打たれる岩場に鳥居が佇む圧巻の景色は、旅の出発地としてピッタリ。鳥居越しに日の出を見ることができる絶景スポットとして人気があり、特にお正月には多くの人で賑わいます。近くの大洗漁港周辺の飲食店では海の幸豊かな朝ごはんも食べられるので、グルメ旅の寄り道スポットとしてもおすすめです。

ゆっくり散策できる涸沼湖畔とローカルの魅力

大洗磯前神社の後は、20分ほどのドライブで到着できる涸沼湖へ。しじみの日本三大産地の一つとして名高い涸沼湖で採れる「ひぬまやまとしじみ」はキャンプ飯の食材としてもおすすめです。淡水と海水が混ざり合う「汽水湖」で育つしじみは栄養をたっぷり摂りこみ、大きいものは500円玉ほどのサイズに成長します。和食やイタリアンなど汎用性が高く、主役にも脇役にもなれる便利食材です。

ヒヌマフウフが今回訪れたのは、涸沼湖畔にお店を構える「大谷しじみ店」。機械を使わない昔ながらの「手掘り」と呼ばれるしじみかごを用いた漁によってとれる涸沼のしじみは、ストレスが少なく鮮度が長持ちするとのこと。その日にとれたてのしじみをお手頃価格で購入できることで人気のやまとしじみ専門店です。

【基本情報】
店名:大谷しじみ店
住所:茨城県東茨城郡大洗町成田町2633
電話番号:029-267-4688

眺めるだけじゃもったいない。遊べる水場が豊富

茨城県県央地区に位置する鉾田市、茨城町、大洗町に囲まれる涸沼は、気分転換の散策におすすめです。湖畔には、昔ながらのしじみ漁を行う漁師の建屋が立ち並び、趣ある雰囲気が漂います。アクティブな人にはSUPやカヌー、また釣りを楽しむスポットとしても最適です。

キャンプにぴったりな地産食材の買い出しなら、道の駅常陸大宮「かわプラザ」

大洗からスタートするいばらきキャンプ旅、午前中で大自然を満喫したらいよいよキャンプに向けて買い出しスタートです。清流・久慈川のすぐそばにたたずむ「道の駅常陸大宮〜かわプラザ」に寄り道。

茨城県の名産品「えごま」を使った「えごまソフト」(500円)

周辺地域で生産された約180種類の野菜や果物、肉類などが並び、キャンプ料理の買い出しにはぴったり。また、鮎の塩焼きやえごまソフトなど、夕食までの小腹を満たしてくれる、茨城グルメを堪能できるスポットでもあります。敷地内にある体験農園では5〜10月、野菜などの収穫体験ができ、食事や買い物だけでない、新しい楽しみ方ができる道の駅です。

道の駅の裏手に流れる久慈川では、まさに鮎釣りをしている釣り人も。スーパーに並んでいる魚を購入するのとは一味違った、リアルな食体験ができるのも「かわプラザ」ならではです。


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