「秋空×日本酒=最強」。改めて知りたい、キャンプでの晩酌の楽しみ方

これさえあれば、理想の晩酌。日本酒に合うレシピ3選

ビンやパックの日本酒って、全てを飲み切るのは意外と難しくありませんか?残ってしまうと、風味や味わいが変化してしまい、せっかくのお酒がもったいない。そんな時は、料理の隠し味に使えば、風味が増して味に奥深さが出てさらにおいしくなり、無駄なく味わえます。

甘口・辛口とは……?

日本酒のパッケージには、「甘口」や「辛口」と表記されていることがあります。飲む際や料理に使用するときの判断材料として、どういう基準なのか知っておきましょう。

日本酒の甘口・辛口というのは、いくつかの要素で決まってきますが、大きな基準となるのが「日本酒度」です。日本酒度とは、簡単に言うと「酒の比重」のこと。0を基準に「+」「-」で表し、大きくなるほど辛口、小さくなるほど甘口になります。これは、酒が発酵する際、酵母が糖を分解してアルコールになった比重が多いか、少ないかの数字。発酵が進むほど糖からアルコールに変わっていくため、糖度が少なくなり、甘みが減り、辛口になるという考え方です。

これをひとつの基準に、さまざまな料理に合わせてみましょう。

純米酒、「中口」に合うのは「鮭のホイルちゃんちゃん焼き」

甘さと辛さのバランスがちょうどよい「中口」の日本酒には、みそのコクを感じる濃い目の味付けを。鮭のホイルちゃんちゃん焼きがベストマッチ!炊き立てのお米のようなうま味と香りを感じられる純米酒をお米代わりに召し上がれ。飲み方は、40℃以下に温めてまろやかなうまみと香りを楽しむ「ぬる燗」がおすすめです。

材料

  • 鮭の切身 2切れ
  • 白菜 適量
  • エリンギ 適量
  • みそだれ(みそ 大さじ2、日本酒 大さじ1、砂糖 ひとつまみ)

作り方

  1. アルミホイルを引き、白菜・エリンギ・鮭を乗せる
  2. 鮭に軽く塩をふり、味噌だれを塗る
  3. アルミホイルを包み、フライパンに水と一緒にいれ蓋をし約10分蒸す。鮭に火が入り、白菜がしなってきたら完成

純米酒、「甘口」に合わせるなら「ムール貝の酒蒸し」

フルーティーでしっかりと甘さを感じられる甘口な日本酒には、ハーブを効かせたシーフード系の料理を。簡単なのにおいしくて見栄えもする「ムール貝の酒蒸し」で決まり!飲み方は、風味や米のうまみを味わえる「冷や」がおすすめ。20℃~25℃の常温でいただきましょう。甘さを引き締めたいときは「冷酒」にすると良いでしょう。適温は20℃以下です。

材料

  • ムール貝 約10個
  • 日本酒 適量
  • ニンニク(みじん切り) 大さじ1
  • 鷹の爪 1本
  • タイム 多め

作り方

  1. 小さめのフライパンに材料を全部入れ、蓋をし弱火にかける。
  2. ムール貝が開いたら完成

特別純米酒、「やや辛口」とベストマッチなのは「豚ロースのソテー香味野菜ソース」

スッキリした甘さとキレのある後味が特徴的な「やや辛口」日本酒には、大胆に厚切りにした「豚ロースのソテー香味野菜ソース」を。ロース肉は、下ごしらえの段階で日本酒に事前につけておくと、より柔らかくなってグッド。お米のうまみと香りをスッキリと感じられる純米酒なら、ボリューミーな料理もさらっと食べられます。

飲み方は、お酒の味がストレートに伝わってくる「冷や(常温)」で。もう少し、うまみと甘みがほしいのであれば「ぬる燗」もありです。

材料

  • 豚肩ロース(ブロック) 適量
  • やや辛口の日本酒 適量
  • 香味野菜ソース

(長ネギ、万能ネギ、茗荷、生姜、ニンニク→各お好みの量をみじん切りにし塩麹で味を整える)

作り方

  1. ジップロックに豚肩ロースを入れ、少量の日本酒で6〜10時間程漬ける
  2. キッチンペーパーで水分をとった豚肩ロースを焼く
  3. 豚肩ロースを焼いて出た油と香味野菜ソースを混ぜ軽く温める
  4. 豚肩ロースをカットし、ソースを盛り完成

コラム:中の人が教える二日酔い対策

おいしいお酒で食卓を囲むと、ついつい飲みすぎてしまうもの。翌朝起きて二日酔いで苦しまないために、できることはやっておきましょう!では、実際にどのような対策があるのか、純米酒に自信をもつ老舗酒蔵の「沢の鶴」WEBマーケティング担当の矢野麻己子さんに伺いました。

キャンプに持って行くお気に入りのお酒は、、冷やでも燗でも、料理にも使える万能選手の「米だけの酒」という日本酒好きの矢野さん。二日酔い回避のために重要なのは、飲む際に同量の水を飲むこと、と語ります。日本酒を推している居酒屋などでは、日本酒を頼むと水も一緒にでてくるお店があるように、お酒と一緒のペースや量で水を摂取することで、アルコールの吸収を抑えることができるのです。


こだわりの日本酒を醸して300年

左から、沢の鶴史上最も飲みやすい「SHUSHU Light」、お米にもこだわる純米酒「米だけの酒」、生酒本来の味わいを引き出した「100人の唎酒師」

こだわり抜いた米と水で仕込んだ上質な日本酒を造る沢の鶴。純米酒のうまさを残しつつ、アルコール分を下げる独自の手法を取り入れ、飲みやすい日本酒を世に広めた先駆的存在です。純米酒や純米大吟醸などラインナップも豊富で、自分に合った一本が見つかるはず。

【基本情報(写真左)】
アイテム名:「​​SHUSHU Light」
種類:純米酒
アルコール度数:8.5度
日本酒度:-23.0
酸度:1.1
価格:300円(税込み)

フルーティで飲みやすい「SHUSHU Light」

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【基本情報(写真中央)】
アイテム名:米だけの酒
種類:純米酒
アルコール度数:14.5度
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
価格:845円(税込み)

ワンランク上のパック酒「米だけの酒」

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【基本情報(写真右)】
アイテム名:100人の唎酒師
種類:純米生原酒
アルコール度数:18.5度
日本酒度:+2.5
酸度:2.0
価格:1,350円(税込み)

香りとコク、うまみがバランスよく共存する「100人の唎酒師」

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日本酒で秋冬キャンプが充実

秋冬キャンプはしっぽり楽しみたい大人向き。肌寒くなる季節は、体がポッと暖かくなる沢の鶴の日本酒を片手に語らい、時間を忘れて、晩酌を楽しみましょう!

キャンプに持って行きたいこだわりの日本酒が勢ぞろい!

日本酒情報サイト「酒みづき」を見る

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