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【容量別】キャンプにおすすめのポータブル電源15選!選び方や長持ちさせるコツも紹介

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ポータブル電源とは?モバイルバッテリーとの違いは?

これまでオフシーズンとされていた「冬」にキャンプを楽しむ「冬キャンプ」が、近年注目されています。それにともない、冬キャンプに対応したテントやストーブだけでなく、キャンプサイトでより快適さを追求できる「ポータブル電源」を活用する人が目立つようになりました。

そんなポータブル電源はどのような点で優れており、よく似ている「モバイルバッテリー」とはどこが違うのでしょうか。

ポータブル電源とは?

出典:Amazon

本体に蓄電することができ、電源がない場所でも家電製品へ給電できるのが「ポータブル電源」。昨今では一般的な家電に使うAC電源だけでなく、USB電源ポートもそなえたアイテムが多く見られ、多様な家電製品の充電方法に対応しています。

【今日のキャンプ用語辞典】今さら聞けない「ポータブル電源」とは?

モバイルバッテリーとの違い

出典:PIXTA

持ち運べる電源といえばモバイルバッテリーも思い浮かびますが、アウトドアに持って行くなら断然ポータブル電源がおすすめ。

モバイルバッテリーは主にスマートフォンといったモバイル家電を充電するのが目的なため、大きな電力を必要とする電気機器は動かせません。一方のポータブル電源は、大容量高電流高電力でさまざまな電気機器を長時間稼働させることが可能です。

しかし、そのぶんサイズが大きくなるというデメリットも。モバイルバッテリーとポータブル電源はシーンや目的によって使い分けるとよいでしょう。

ポータブル電源があればキャンプの幅が広がる

出典:PIXTA

ポータブル電源を持っていれば、キャンプや車中泊でも電気機器を使えます。ポータブル電源をアウトドアで活用すると、夏のキャンプでは扇風機を、そして冬にはヒーターを使用可能。車中泊でも電気マットや電気毛布を使用して家のように快適に過ごせるのです。

ポータブル電源は災害時にも活躍

出典:PIXTA

また、ポータブル電源はアウトドアだけでなく災害時にも活躍。災害で停電した場合でも電気を使うことができます。スマートフォンを数日程度充電できるため、情報収集や安否確認も可能です。災害時に電気を使えるのは非常に心強いもの。ぜひ1台そなえておくことを検討してみてください。


キャンプに持っていくポータブル電源の選定ポイント

キャンプに持って行くポータブル電源を選ぶ際、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。6つのポイントを紹介します。

用途に合わせた容量

出典:Amazon

ポータブル電源を選ぶ際には、どのようなアイテムにどのくらいの時間電源を供給したいのかという目的を明確にすることが大事。それによって選ぶべき容量が変わります。

バッテリー容量の目安

  • 200Wh〜500Wh:日帰り〜1泊2日
  • 500Wh〜700Wh:2泊3日
  • 1000Wh以上:3泊4日〜

容量で選ぶ際に注目すべきなのが「Wh(ワットアワー)」という単位。1時間に使う電気量を表し、この数値が大きいほど容量が大きくなります。アウトドアでは少なくとも200Wh以上が必要。400Wh以上あれば、ミニ冷蔵庫や電子レンジにも対応でき、防災用としても十分です。

ポータブル電源は満充電にしても少しずつ放電されるため、少し多めの容量を準備しておくと良いでしょう。

重量

出典:PIXTA

重量も、ポータブル電源を選ぶ際の大切なポイントです。容量が多ければ多いほど安心という理由から、大きく重いポータブル電源を選ぶと、持ち運びが困難になってしまいます。

ポータブル電源の中には40kgを超えるものもあり、大きすぎるとむしろ余計な荷物になってしまう可能性も。使用する電源の容量を確認し、持ち運びに適した重量のポータブル電源を選びましょう。

出力ポートの種類・数・電力の波形

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ポータブル電源を選ぶ際には、出力ポートの種類や数、電力の波形も必ず確認しましょう。出力ポートには、AC電源・DC電源・USBポートなどがあり、給電するアイテムごとに必要なポートが異なります

扇風機やヒーターなど、ほとんどの家電製品はAC電源タイプ。そのほかDC電源でしか給電できない機器を使いたい場合はDCポートが付属しているかもチェックしましょう。また、昨今ではUSB給電の家電やキャンプギアも増えているので、USBポートもそなえているとより便利です。

防水性能

出典:PIXTA

アウトドアでは急に天気が変わりやすく、突然の雨に降られることもしばしば。そんなとき防水性能がそなわったポータブル電源なら安心です。また、水辺のキャンプでも多少の水しぶきなら気にしなくて良い点も魅力的。必須ではありませんが、自分のアウトドアスタイルに合わせて防水性能付きのものをチョイスしましょう。

日本製・外国製

日本製と海外製のポータブル電源には、価格や保証期間に差がある点にも注意が必要。大量生産されている海外製品は日本製よりも安価ですが、保証期間が短い傾向があります。また、アフターサポートも日本製の方が手厚く安心というケースも。

頻繁に買い替えるものではないため、海外製ポータブル電源を購入する場合は保証期間やアフターサポートについてもよく確認して選びましょう。

使用温度

出典:PIXTA

ポータブル電源は主にリチウムイオン電池を使用しているため、環境温度によって使用の限界があります。製品によって異なりますが、一般的に低温は氷点下を下回るとポータブル電源は使用不可に。また、高温は約50℃が使用可能温度の目安です。ポータブル電源を使用する際には、使用可能温度も必ず確認しましょう。


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