【体験レポート】復興から自粛、そして再開へ。何度でも行きたい長瀞オートキャンプ場
東日本一帯に甚大な被害をもたらした2019年の台風19号。埼玉県長瀞町にある長瀞オートキャンプ場も、台風による川の氾濫により大きな被害を受けました。さらに新型コロナウィルス拡散防止に伴う自粛を経て、ようやく営業を再開。その経緯を、実際に寄り添ってきた筆者が解説。キャンプ場で行われたイベント「Girl’s Camp」に参加してきたのでその様子とあわせて紹介します!
長瀞オートキャンプ場はどんなところ?
長瀞オートキャンプ場は、花園インターから車で約20分。ライン下りやラフティングで人気の荒川がすぐ隣に流れている、緑に囲まれた自然豊かなキャンプ場です。都心からのアクセスもよく、女性オーナーが運営しているということもあり、女性の満足度が高いのがポイント。オートキャンプだけではなく、グランピングやバンガローなどの施設も充実しています。
【基本情報】
住所:埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1
電話:0494-66-0640
料金:1,500円〜
営業期間:3月1日~12月中旬まで
チェックイン / チェックアウト:12:00 / 11:00
公式はこちら:長瀞オートキャンプ場
▲写真は2020年11月1日に筆者がボランティアで長瀞オートキャンプ場へ行った際のもの
長瀞オートキャンプ場は、2019年10月12日に上陸した大型台風19号により、増水した荒川に飲み込まれ、テントサイトもバンガローエリアも壊滅。水は完全に引いていましたが、以前の光景はなく、荒れ果てた景色に、一ユーザーとしてとても悲しい気持ちになりました。
同じ気持ちを持ったキャンパーは多く、当時キャンプ場のオーナー・伊藤さんは「たくさんのボランティアの方の協力があり、救われています」と話していました。
復興に向けて、全速力!
キャンパー達の熱心な気持ちもあり、再開に向けて精力的に活動した長瀞オートキャンプ場。復興支援を呼びかけるクラウドファンディングプロジェクトを立ち上げます。そして最終的には支援者525人から6,035,602円の支援金を集めました。
出典:Instagram(@nagatorocamp)
ガールズサイトの上の炊事棟はお湯が出るようになり、ドッグフリーサイトも増設。サイトはペグが入りやすいよう土を盛ったほか、水が抜けるように傾斜をつけたり、10本以上の桜の木を植えたりしました。「どうせ一からやるなら細部までこだわりたい」という伊藤さんの前向きでパワフルな行動力が、あちこちに現れています。
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