
最高の一瞬『スピーディーな動きを捕まえる』
2024年12月末の「全日本総合バドミントン選手権大会」女子シングルスで高校生女王となった宮崎友花選手の最後の写真です。
バドミントンはコートの横からからか撮るか、上のスタンドに上がって俯瞰で撮るかなのですが、彼女のスピーディでダイナミックな動きがわかる横からのこの1枚を選びました。
バドミントンの撮影は、選手がコート内を前後左右に目まぐるしく動くので、捕まえるのが大変ですね。加えてシャトルがかなりのスピードで行き来するので、ちょっと撮るリズムが狂ったりすると、選手の動きは捉えていてもシャトルが入っていなかったりで、ちょっと間抜けな写真になってしまう。集中しないとなかなか難しいです。
今回は所属の高校のウエアで出場していましたが、間もなく卒業ですから、この姿も最後になるのかなと思いました。
▼岸本勉(きしもと・つとむ)
1969年生まれ、東京都出身。
10年余りスタッフフォトグラファーとして様々な国内外のスポーツイベントを撮影。2003年に独立、「PICSPORT(ピクスポルト)」を設立。良くも悪くも人の記憶に残る写真を撮ることを心がけている。オリンピックは夏季冬季合わせて15大会、FIFAワールドカップは7大会、ほか国内外問わず様々なスポーツイベントを取材。国際スポーツプレス協会会員(A.I.P.S.)/日本スポーツプレス協会会員(A.J.P.S.)
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