最高の一瞬『五輪マーク』パリオリンピック男子100ｍバタフライ 競泳 水沼尚輝選手

競泳の水沼尚輝選手です。パリオリンピック男子100ｍバタフライの、予選の写真になります。端のほうのコースで泳いだので、このようにオリンピックのマークを絡めた写真を撮ることができました。

競泳は中央のコースで泳いでいる写真を寄って撮ろうとすると、どんなときも同じような画になってしまい、どの大会のレースを泳いでいるのかわからなくなってしまうことがあります。

プールの反対側にも看板はあるので、そうしたものを含めた写真を撮ることはできるんですが、真ん中のコースはちょっと難しい。引いた写真だったらいいんですが、それだと選手は小さくなって迫力がなくなってしまいます。

こういうのって一発で「オリンピック時の写真」ってわかるので、結構取られる側とか関係者からも喜ばれたりします。
 

▼岸本勉（きしもと・つとむ）

1969年生まれ、東京都出身。
10年余りスタッフフォトグラファーとして、さまざまな国内外のスポーツイベントを撮影。2003年に独立、「PICSPORT（ピクスポルト）」を設立。良くも悪くも人の記憶に残る写真を撮ることを心がけている。オリンピックは夏季冬季合わせて15大会、FIFAワールドカップは7大会、ほか国内外問わず多くのスポーツイベントを取材。2015年FINA世界水泳選手権カザン大会より、オフィシャルFINAフォトグラファーを担当。国際スポーツプレス協会会員（A.I.P.S.）／日本スポーツプレス協会会員（A.J.P.S.）
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