最高の一瞬『今までにない表情_フィギュアスケート』

フィギュアスケートの写真の最後は、鍵山優真選手です。全日本フィギュアスケート選手権では総合2位でした。

彼も気持ちのこもった演技をしていて、今までとは表情が全然違いました。こういう鍵山選手を撮ったのは初めてだなという感じがありましたね。

大スターだった羽生結弦選手がこの舞台を去ってどうなるかと思われたんですが、今回紹介した3人のように、次の世代の選手たちが頑張り、観客もそれを盛り上げるという、会場全体にすごくいい雰囲気がありました。

優勝は、宇野昌磨選手がレベルの高いさすがの演技で持っていきましたが、彼らも確実に成長してるのを今回特に感じましたし、これからもっとファンを魅了していってほしいなと思います。

▼岸本勉（きしもと・つとむ）

1969年生まれ、東京都出身。
10年余りスタッフフォトグラファーとして様々な国内外のスポーツイベントを撮影。2003年に独立、「PICSPORT（ピクスポルト）」を設立。良くも悪くも人の記憶に残る写真を撮ることを心がけている。オリンピックは夏季冬季合わせて14大会、FIFAワールドカップは7大会、ほか国内外問わず様々なスポーツイベントを取材。2015年FINA世界水泳選手権カザン大会より、オフィシャルFINAフォトグラファーを担当。国際スポーツプレス協会会員（A.I.P.S.）／日本スポーツプレス協会会員（A.J.P.S.）

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