最高の一瞬『気迫の演技_フィギュアスケート』

 

ここから3枚は、男子のフィギュアスケート選手の写真です。

 

2023年の12月に行われた全日本フィギュアスケート選手権を撮影に行きました。これが予想に反して会場が大変な熱気と盛り上がりを見せていて、面白かったんです。

 

その理由の一つに、男子選手たちの気迫のこもった演技がありました。最終滑走グループの選手たちの滑りには、久々に「すごかった」という感想を持ちました。

 

写真は総合4位に入った三浦佳生選手です。高校3年生の18歳。昨シーズンからシニアに転向して注目を集めています。

 

この大会は胃腸炎の影響で体調が万全ではなかったそうですが、何か100%以上の気持ち、力で滑っているなというのが見て取れて、それが写真に表れた感じがします。

 

 

▼岸本勉(きしもと・つとむ)

1969年生まれ、東京都出身。
10年余りスタッフフォトグラファーとして様々な国内外のスポーツイベントを撮影。2003年に独立、「PICSPORT(ピクスポルト)」を設立。良くも悪くも人の記憶に残る写真を撮ることを心がけている。オリンピックは夏季冬季合わせて14大会、FIFAワールドカップは7大会、ほか国内外問わず様々なスポーツイベントを取材。2015年FINA世界水泳選手権カザン大会より、オフィシャルFINAフォトグラファーを担当。国際スポーツプレス協会会員(A.I.P.S.)/日本スポーツプレス協会会員(A.J.P.S.)

Instagram:@picsport_japan
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