冬キャンプをナメると痛い目に。マミー型?封筒型?長く使える秋冬シュラフを選ぶポイントとは?
「とにかく防寒にこだわりたい」「キャンプでも布団のような寝心地を求めたい」。はたまた「起きている間はクッションとして活用したい!」など、人によってシュラフ(寝袋)選びのポイントはさまざま。これから寒くなる季節に向けて、冬用シュラフの購入を検討している人も多いはず。自分に合ったシュラフと、その選び方をあらためておさらいしてみましょう。おすすめのアイテムも紹介します!
目 次
- [冬キャンプの準備は万全ですか?]()
- [最低でも快適温度5度以下のシュラフをチョイス!]()
- [マミー型のおすすめシュラフ]()
- [封筒型のおすすめシュラフ]()
- [自分のスタイルに合う、お気に入りのシュラフに出会おう!]()
冬キャンプの準備は万全ですか?
やってやりすぎることはない「寒さ対策」
出典: PIXTA
キャンプで最も重要なマストアイテムのひとつであるシュラフ。7月〜9月のハイシーズンは、標高の低いキャンプ場ではタオルケットだけでも十分なぐらい暖かく、シュラフの性能が強く気になるような環境ではありませんでした。
しかし、10月下旬以降は話が違います。灯油や薪ストーブの使用が一般的になってきましたが、安全のために就寝時は使わないのが原則。本格的に寒くなってからもキャンプを楽しみたいと考えている人は、手持ちのシュラフが本当に冬に耐えうるスペックなのか、あらためて見直しが必要です。### 「真冬じゃないから…」という油断が命取りに
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気象庁によると11月の平均最低気温は、キャンプ場が多くある山梨県道志村で1.0度。同地域の平均最高気温は13.1度のため、1日の寒暖差が10度以上になる日もザラにあります。東北を除く本州でも、山間部や海のそばのキャンプ場では夜になると氷点下まで冷え込むことも。真冬でないからと油断して、「想像以上に寒くてなかなか眠れなかった」という事態に陥ってしまいがちです。
快適な睡眠時間を確保できないと、翌日まで疲れを持ち越してしまったり、体調を崩してしまったりと、楽しいはずのキャンプに後悔が残ってしまいます。本格的に寒くなる前に、秋冬のシュラフ選びのポイントについて、おさらいしてみましょう。
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