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坂爪亮介、長野五輪以来のメダルへ。ショートトラック期待の星が、平昌で勝負をかける

2度の骨折を乗り越え、まず目指すはW杯でのメダル獲得

-競技を続ける中で一番嬉しかったことを教えてください。

先ほど話に出たヴィクトル・アン選手に実は過去に何回か試合でも勝ったことがあります。そのうちの1回がソチ五輪の1年前のプレ五輪で、僕以外のヴィクトル・アン選手や(※)J.Rセルスキー選手、(※)カク・ユンギ選手は五輪メダリストでした。その中で1位通過をすることができたのは成績以上に嬉しいものがありました。

※J.R.セルスキー選手:アメリカの選手で、2010年バンクーバー五輪・1500m銅メダリスト

※カク・ユンギ選手:韓国の選手で、2010年バンクーバー五輪・5000mリレー銀メダリスト

-反対に苦しかったこと教えてください。

私は過去に2度大きな怪我をしています。1回目は高校2年生の時に大腿骨を骨折しました。2回目は一昨年の五輪シーズン前年に右脛骨を折りました。

-怪我としては骨折が多いのでしょうか。

骨折もしくは裂傷してしまうことが多いです。転んで他の選手と重なってしまい、スケート靴の刃で切ってしまうんです。

-レースに対する恐怖心が生まれることはありませんか。

僕はあります。それも怪我を経験しているからだと思います。でもどのスポーツ選手にとっても怪我をすることは怖いですし、苦しいことだと思います。ただ、それでもレースになればそこに集中し全力で結果を求めます。

-もしショートトラックをしていなかったら何をしていたと思いますか。

よくそういうことを考えるのですが、思いつかないですね。スケートをやめてからも想像つきません。今これだけの情熱をスケートに注いでいるので、何か別の事を同じようにできるか、やってみないとわかりません。企画とか経営とか楽しそうでやってみたいなって思います。

-最後に読者の方へメッセージをお願いします。

平昌五輪でのメダリストになるためにまずは今シーズン、W杯でメダルを獲ります。僕らもSNSなどで魅力を発信していきますが、皆さんにはぜひ生で観戦してもらって、その良さを体感して頂きたいと思います!

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