人を繋ぎ、楽しませる“魔法の輪”。ラートで生きていける世界の実現を目指す、吉田望
ラートをやってみたい!と思ったら…
-**見た目にすごくインパクトがあるラートですが、どこに行けばできるのでしょうか?**
練馬区大泉学園にある総合型地域スポーツクラブ・SSC大泉が運営する、大泉ラート教室をおすすめします。ここでは安く、手軽に体験ができ、習い事としてもラートを始めることができます。
あとは日本ラート協会でも年2回講習会を開いています。
プライベートレッスンや社内イベントでの出張教室をご要望の方は吉田望まで!(笑)
-**吉田さんは昨年から日米ラート交流企画というイベントを開催されています。第1回はアメリカでしたが、第2回は日本で開かれるそうですね。**
この企画はその名の通り、ラートを通して日本とアメリカの交流を深める目的で行います。今年はアメリカのラート選手が来日して合同練習をしたり、ラート初心者向けに体験会を開催したり、パフォーマンスを披露したりすることになっています。
私と先に挙げたWolfgangさんの師弟関係の下、やることになりました。そのイベントをSSC大泉にご協力頂いて、開催する予定になっています。
-**昨年第1**回を開催してみてどうでしたか?
第1回は日本から12名の選手が渡米して、開催したのですが、ラートが言葉の壁を破ったように感じました。中には英語に苦手意識を持っている方もいましたが、ラートというツールを使って外国の人と仲良くなれたという声も聞いています。その時は思い切って開催してみてよかったと思いました。
-**日本開催にあたって、今どのようなことに取り組んでいるのでしょうか。**
日本の人にラートを知ってもらえるチャンスだと思うので、広報活動には力を入れています。近隣小学校で告知させてもらったり、日本にいるラート仲間にも協力してもらったりしています。昨年ラートを通して感じた楽しい時間をもっと多くの人にシェアできるように動いています。私がラートからいろいろなものを与えてもらったその恩返しの機会になれば良いですね。
規模も大きくなって大変なこともたくさんありますが、それ以上の意味があると信じているので、気張ってやっています!
-**イベント自体は1**週間通して行われるそうですが、まだラートを知らない、観たことがない、やったことがない人は特にどの日に行けば楽しめるのでしょうか?
そういう方はぜひ8月6日のイベントにお越しください!その日は「Rolling Day」と名付けて選手による大会やパフォーマンスが観られる他、ラート体験会も行われます。入場は無料です!
ラートを通して創りたい世界
-**吉田さんの今後の目標を教えてください。**
目指しているのはラートを誰もが楽しめる環境、ラートを仕事にしていける環境をつくることです。今はラートのプロや指導者としてやっていくのは道具を揃える初期投資もかかりますし、正直難しいと思います。でもそれ以上にパフォーマンスや指導をする現場の需要があれば問題ないわけです。その場所をつくることでラートをビジネスとして成り立たせていきたいですね。今私がやっていることは全てその道に繋がっていると思っていて、ラートで食べていけるモデルケースをまずは自分自身が体現していくことが大切だと考えています。ラート貧乏になってしまったら意味がないですからね。
これだけラートに人生を投じてパフォーマンスや指導のスキルを磨いているというのは意味があることで、同時にお金を稼げる可能性がある、価値ある要素だとも思っています。今、ラートを頑張って取り組んでいる学生さんが、大学卒業後の選択肢として「ラート指導者」「ラートパフォーマー」というのがある社会にしていきたいです。
-**大切にしている言葉を教えてください。**
「Rolling forward(前向きに転がる)」です。転んだとしても前向きであれば進んでいます。たとえ失敗しても、何があっても前向きにポジティブにいこうということですね。私の軸になっている部分です。
-**最後に読者へのメッセージをお願いします。**
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!この記事があなたにとっての挑戦の勇気に少しでもなっていたら嬉しいです。ラートのこと、ぜひこれから注目してください!
日米ラート交流企画
吉田さんが企画する第2回日米ラート交流企画が7月30日〜8月6日に練馬区大泉中学校で開催されます!
ラート体験会やパフォーマンス等、ラートのする・やる両方の魅力を感じることができるイベントです。
詳細・申し込みは日米ラート交流企画オフィシャルサイトまで。
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