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スポーツが地域振興の一助に。公共施設を管理する指定管理者のシゴト
指定管理者がスポーツで地域を盛り上げるには
岩橋氏は指定管理者という立場から、スポーツを「人と人との関わり合いを作れるコンテンツ」と捉えており、地域活性化に一役を買うことを指摘した。しかしその一方で「現状では、まだまだその長所を発揮しきれていないのではないか」と、厳しい声も上げている。
それでは、指定管理者がスポーツで地域を盛り上げるには、どのような考え方が必要なのか。この問いに対して岩橋氏は「公共施設であるからといって、何でもかんでもやって良いわけではない。重要なのは指定管理者の中にどれだけ公益性があるか。もちろん経験なりアイデアがあれば収益を上げることはできるが、綺麗ごとを抜きにした公益性こそが重要」と、自身の経験をもとに見解を述べた。
そして最後に、自身の座右の銘を2つ紹介して講義を締めくくった。
一つ目は「やる、やらないではなく、やるか、もっとやるか」。
「僕の中でやらないという選択肢は持たないようにしています。困難に思えることでも、視点を変えたり、考え方をシフトしたりしながら、なんとか目の前の課題に取り組んでみようと思っています」
二つ目は「すべて我にあり」。
「つまり、自責の念を持つということです。人のせいにするのは簡単ですよね。しかし良いことも悪いことも、全て自分の行いによるものだと意識づけないことには、何事もうまくいかないのではないかと思っています」
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