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初年で10万人動員。バブルラン発起人が語るスポーツイベントの裏側

B to Bのイベントの作り方

B to Bのイベントは、B to Cとは異なりステークホルダーが増えるが、どのように展開しているのだろうか。特にBOOST設立後は法人向けのスポーツイベントの依頼が多く、その中でも特に需要が高まっているのが、会社側が福利厚生としてお金を払って開催する「企業運動会」だ。

この企業運動会は、大手IT企業やスポーツメーカーなどの大企業も積極的に取り入れている。依頼の8割は100人〜200人規模の運動会とのことだが、大規模になればなるほど会場の問題が出てくる。松尾氏はスポーツワン時代も含めて会場を調べ尽くしているが、新しい場所を見つける時には「その場所を誰が管理していて、誰が権力を持っているのか。そして、その人がどうしたら首を縦に振ってくれるのか」を探る作業が必要になるという。

しかし、BOOSTでは企業運動会のビジネスモデルは成り立っているものの、それ以外のイベントはまだまだ松尾氏のような「スペシャリストがいないとできない」と現状を述べている。だからこそ、松尾氏は後継者にノウハウをしっかりと伝えていくことを課題として挙げている。

MARS CAMP

最終的にはスポーツイベントを通して「世の中に自分がいたことの価値を残したい」と松尾氏は語る。松尾氏はこれまで数多くのフットサル大会の開催を通して、フットサル文化を醸成し、過去に例がなかった一般参加型のバスケットボール大会も作ってきたが、今後も新しい文化を作り続けていくことが期待される。

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