MLB初のフルタイム女性コーチが誕生。彼女に期待される役割とは?

2020年1月16日、メジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツは、同リーグ史上初となるフルタイムの女性アシスタントコーチの就任を発表した。ジャイアンツにとっては、そもそも女性コーチの就任が史上初の試みとなる。

The first female coach in @MLB history? Our very own Alyssa Nakken. #NGWSD | #SFGiants pic.twitter.com/yDmEUV4yJK

— SFGiants (@SFGiants) February 5, 2020

彼女の名前はアリッサ・ナキン。カリフォルニア州立大学で3割超えの打率をマークし、太平洋沿岸部(Pacific Coast Softball Conference、以下PCSC)の地区選抜にも選出されるなど、そのパフォーマンスには目を見張るものがあった。

その活躍はフィールド上に留まらず、2012年度にはPCSCにおける、“最も文武両道が優秀な学生アスリート”に。学業の優秀さや、地域活動への積極性が評価されたのだった。そして、2014年からはインターンとしてジャイアンツと携わってきた。

彼女に求められるのは、クラブハウスの環境の改善と、チームが主催している健康に関するイベントの企画や進行だ。2020年に10周年を迎えるランニングイベント「Giant Race」においても、重要な役割を担うかもしれない。

フィールドでのコーチ陣のサポートはもちろんだが、フィールド外での彼女の活躍にも期待したいところだ。

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