THINK SPORTS『スポーツマンシップ』
スポーツマンシップという言葉が、時々注目されることがある。
ルールを守って、フェアに戦う。相手や審判に敬意を払う。そうした行為が見られたときに、この言葉が出てくる。
しかし反対に、スポーツをしていれば当たり前と思えるこの姿勢・態度が、しばしば守られないときにも、この言葉が出てくる。
他者に罵声を浴びせたり、暴力を振るう。不正をしてまで勝とうとする。そのあと「プレーに夢中になるあまり」とか、「勝ちたい気持ちが強く出て」という言い訳が出てくる行為だが、こうしたことで、他者からの信頼を失うのは、大きな損になることを忘れてはいけない。
なぜならスポーツには、相手がいるからこそプレーできる、という大事な考え方があるからだ。他者の信用を失い、戦う相手がいなくては、スポーツは続けられない。
だからこそ、私たちが一度は口にしたことがあるだろう言葉、「スポーツマンシップに則った」活動を。常日ごろから頭に入れてスポーツを楽しむ姿勢が必要だろう。
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