最高の一瞬『トップ・オブ・トップ_茂怜羅オズ(ビーチサッカー)」
2019年のビーチサッカーワールドカップで、大会MVPに輝いた茂怜羅オズは、世界レベルのなかでもトップ・オブ・トップの選手です。
若いころからブラジルのトップレベルでプレーしていましたが、2007年に来日以来、日本でのプレー、生活に魅力を感じ、2012年に日本国籍を取得してからは、日本代表の中心としてビーチサッカー界を引っ張っている存在です。
現在は、所属の東京ヴェルディBS(ビーチサッカー)、ビーチサッカー日本代表のどちらでも選手兼監督を務めています。2021年にタイで行われるAFCビーチサッカー選手権で出場権を得て、2022年のロシアでのビーチサッカーワールドカップでの活躍を目指しています。
彼がいるからこそ、私は日本のビーチサッカーを追いかけているようなものです。そのプレーぶりを見たときに、これは見届けなければいけないという衝撃を受けました。日本が点を取られると、すぐにオズが取り返すといったシーンを何度も見てきました。そのくらいの圧倒的な存在感で、日本が世界の舞台で活躍できているのは、まさに彼がいるからにほかなりません。
だからこそ、オズが現役でいるうちに、日本は世界のタイトルを取ってほしいなと思っています。
▼六川則夫(ロクカワ・ノリオ)
1951年、東京都板橋区生まれ。早稲田大学校卒業後、ムービーの世界で撮影助手となる。1979年日本で開催されたワールドユースでマラドーナに心酔し、1982年のスペインWCを皮切りに,2018年のロシア大会まで、スチールカメラマンとしてフルカバー。気が付けばWC取材歴10回を数える。今から2022年のカタールWCを楽しみにしている。
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