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最高の一瞬『羽生オンステージ_羽生結弦(フィギュアスケート)』

羽生結弦選手は、言うまでもなくスターの資質があり、何か人を引きつけるものを持っています。私も、ほかの選手だと冷静に撮っていられるのに、羽生選手のときは変に力が入っている場合がありますね。

写真はアメリカのボストンで開催された、2016年の世界フィギュア選手権での1枚です。

普段はもちろんいちばん下で撮るのですが、このときは俯瞰で狙ってみようかと思い、会場の上から撮影しました。普段はバスケットボールやアイスホッケーなどでも使われる会場ですが、すり鉢状の形状になっていて、なかなかこの角度から撮れる機会がないので、よかったと思います。

羽生選手のオンステージというか、観客みんなの目線を一心に浴びている。そういうイメージで撮った写真です。

海外の大会でも、羽生選手を見に来られる日本人のお客さんは多いです。半分とはいかないまでも、3~4割くらいはいらっしゃるでしょうか。ほかには、中国やロシア、カナダの人たちにも人気です。

羽生選手は、ファン層もインターナショナルですね。

▼岸本勉(きしもと・つとむ)

1969年生まれ、東京都出身。10年余りスタッフフォトグラファーとして様々な国内外のスポーツイベントを撮影。2003年に独立、「PICSPORT(ピクスポルト)」を設立。良くも悪くも人の記憶に残る写真を撮ることを心がけている。オリンピックは夏季冬季合わせて13大会、FIFAワールドカップは7大会、ほか国内外問わず様々なスポーツイベントを取材。2015年FINA世界水泳選手権カザン大会より、オフィシャルFINAフォトグラファーを担当。国際スポーツプレス協会会員(A.I.P.S.)/日本スポーツプレス協会会員(A.J.P.S.)
Instagram https://www.instagram.com/picsport_japan/

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