
ピップが、「あえて」ドラッグストアにサポーターを展開した理由
「ドラッグストアにあるスポーツブランド」としての地位
ースポーツ用品店ではなく、ドラッグストアで販売しているというのも、特徴的ですよね。
松浦:そうなんです。現在はドラッグストアではキネシオロジーテープはシェア1位、サポーターでは2位をキープしています。ドラッグストアで買い物をされる方は、スポーツ用品店に行く方よりも運動強度が低い場合が多く、まさにわれわれがターゲットとしている方々です。「健康をサポートしたい」というわれわれのメッセージと、ヘルスケア会社発であることを活かした販売チャンネルの戦略が、うまくマッチした結果だと思います。
ードラッグストアでテーピングやサポーターを買う人は意外と多いんですね。
松浦:スポーツを週に1回以上されている方に、どこでテーピングやサポーターを購入しているのかを聞くと、実はドラッグストアが一番多いんです。バリバリの現役アスリートの方は少し違うかもしれませんが、いずれも痛い時に使用することが多く、その観点からドラッグストアに足を運ばれる方が多いようです。
ドラッグストアでサポーターを購入している方の4人に1人が、スポーツ目的で購入しているというデータもあります。ドラッグストアとスポーツケアアイテムは親和性が非常に高く、プロ・フィッツが多くの方々に支持されている要因だと捉えています。
ースポーツ用品店などに拡大していくことは考えているのでしょうか?
松浦:もちろん、広げられれば良いとは思っています。ただ、あくまでも軸足はドラッグストアに置きたいですね。
スポーツ用品店にいくと、当然ながらスポーツ専門のサポーターがたくさん並んでいます。アスリートの方なら、怪我の重症度が高かったり、自分の体のことを把握している方が多いかと思います。お客様視点で見ると、選ぶ幅が広いことはプラスに働くでしょう。
しかし、そこまで本格的にスポーツに取り組んでいない方に対して、1つの部位だけで何種類も選択肢があると結局迷って買わずに帰られてしまうと思うんです。健康のためにスポーツをされる方が気軽に手にとっていただけるよう、部位ごとにひとつのサポーターに絞ってとっつきやすいようにしています。そういったことから、ドラッグストアで売る、というアプローチは今後も大切にしていきたいです。
ー今後さらに、どういう方々にプロ**・フィッツを知って欲しいでしょうか?**
松浦:学生さんですね。社会人になってからテーピングを使用している方々の半数は、学生の頃に使用経験があるというデータがあります。昔使った経験があると、テーピングという選択肢が自然と出てくると思うので、もっと若年層へもアプローチしていきたいです。
ーブランドとしてファンを獲得していく上で、そこの刷り込みも大事ですよね。
松浦:はい。今後も、より多くの商品を展開していきたいというよりは、1人でも多くの方に店頭で手にとっていただけるように取り組んでいきたいです。お客様とのコミュニケーションを大切に、幅広い方々に刺さるメッセージをお伝えして、結果的にお客さんの数を増やしていきたいですね。
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