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大学・高校サッカー合同トライアウトの裏側。リトルコンシェル・代田洸輔

予期せぬメディア掲載で信用度アップ

全国開催を目指して、まずは九州から。最初は、お金のかからない人工芝のグラウンドで行なう予定でした。ただ、いろいろな方の協力があって、参加するJクラブが増えていったんです。そのため、天然芝のグラウンドで、かつスタンドもある大津町運動公園(熊本)を会場に選びました。

選手からは参加費を徴収しました。「学生からお金を取るのはどうなのか」という声もありましたが、事業として割り切ろうと。適正価格は分かりませんでしたが、できるだけ費用を抑えられるように調整しました。

スポニチさんに記事を掲載していただけたのは、大きかったですね。こちらからアプローチしたわけではなく、向こうから急に電話が来たんです。後から分かったのは、私と繋がりのないJ1クラブの方から、スポニチさんに情報を伝えていただいたということです。メディアに掲載されたことで、一気に信用度が上がりました。

選手の募集については、大学との繋がりはあったものの、高校はあまりありませんでした。人づてでアプローチしていきましたが、コロナ禍でのイベントだったので、紹介していただくことも簡単ではなかったです。

結果的には、ご尽力いただいた皆さまのおかげで、無事開催することができました。終わった後はほっとしましたね。

「普通じゃない大会」で学生を次のステージへ

私は大学時代、Bチームでキャプテンをしたり、(※)Iリーグの実行委員会に入ったりしていました。選手や運営として関わる中で、大学サッカーには可能性を感じていました。

*※*インディペンデンス・リーグ。トップチーム以外の選手に、出場機会を与えることを目的としている

その後に大会運営で、高校サッカーと関わりました。高校生にとって、大学サッカーは次のステップ。学生のサッカーを盛り上げるために、弊社の大会を大学にも案内し、一人でも多くの高校生が次に進むきっかけとなれれば、と思うようになりました。学生の成長を支えるため、キャリアを止めさせないために、今後も大会を盛り上げていきたいです。

もちろん、高校や大学でキャリアを終える選手もいます。彼らは今を大事にプレーしていると思うので、大会を通して良い思い出を残してほしいですね。

私が目指しているのは、「普通じゃない大会」です。公式戦に近い緊張感で、スカウトが視察し、メディアにも露出される。そういった雰囲気を作るために、参加チームに急きょ、公式戦のユニフォームで出場していただいたこともありました。

大会を通じて、選手の成績や進路、チームビルディングの変化など、多くのきっかけづくりができれば、私たちの仕事に意義があったと感じられます。

トライアウトについては、ありがたいことにJクラブや大学へ決まったとご報告もいただき、「来年もやっても良いんじゃないか」という声がありました。今後も選手の次のステップに繋がるような企画を、継続的に作っていきたいと考えています。このイベントがあったから、選手権に出られた、強豪大学に行けた、Jリーグに行けた、と言われるように。サッカーを頑張る学生の支えになれればと思います。

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