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万能調味料でキャンプ飯のマンネリを解消! 定番の豚汁から意外な料理まで【ひなたごはん】
回数を重ねるたびに「次のキャンプ飯は何を作ろうか」という課題にぶち当たっているママキャンパーの筆者。味つけのマンネリ化や、大人と子どもの味覚の違いなど、悩みは尽きません。ある日のキャンプで、味噌ラーメンをおいしそうに食べる子どもを見て、ひらめいたのが「味噌料理」。今回は、わが家で作った味噌キャンプ飯を紹介。家庭料理の定番調味料の偉大さにあらためて気づきました。
目 次
- [栄養満点!キャンプで味噌を味わう]()
- [具材たっぷり!まろやか豚汁に挑戦]()
- [ホクホクサーモンの洋風ちゃんちゃん焼き]()
- [カリッと仕上がる!味噌漬け焼き鳥]()
- [【番外編】海鮮焼きにも味噌投入で脱マンネリ]()
- [焼きおにぎりや鍋にも。調理の可能性を広げる味噌]()
栄養満点!キャンプで味噌を味わう
味噌を食べるメリットは?定番調味料の魅力
味噌の魅力とは、ずばり栄養素の高さ。原料となる大豆にはイソフラボンや大豆タンパクが含まれており、老化防止やダイエットの手助けになるとされています。さらに、大豆を発酵させることで、アミノ酸やビタミン類が大幅に増加。他にも炭水化物、ミネラルなど、味噌には体が喜ぶ栄養素がたっぷりと含まれており、美容の一環として取り入れる人も多い食品です。
コクのある味わいは料理に深みを出してくれます。何かと体力を使うキャンプ中に摂取すれば元気が出そう。ママとしては、子どもに積極的に食べてもらいたい食材です。### 今回使用するのは、持ち運び&調理が楽ちんな液状味噌
わが家の子どもたちは塩味が効いた味噌料理はちょっぴり苦手。満足するにはどうしたらよいかと頭を悩ませていたところ、「キャンプで使いやすい味噌がある」とおすすめされたのが、【らくい秘伝の味噌】豚汁専用みそ。宮崎と鹿児島に店舗をか構える、とんかつ、豚汁、しょうがやき専門店「らくい食堂」の調味料です。
密閉ボトルに入った液状タイプなので、キャンプでの持ち運びも簡単。もちろん扱いやすさだけでなく、味もしっかりしています。もともとはお店の料理の味付けや隠し味などに使用していたもので、九州特有の甘みの立ったやさしい味。豚汁専用となっていますが、焼く、煮る、蒸すなどさまざまな使い方ができそうです。## 具材たっぷり!まろやか豚汁に挑戦
さっそく豚汁専用味噌を使った料理に挑戦!具材をたっぷり入れた豚汁は、まろやかな味に仕上がりました。野菜が苦手なわが家の子どもたちでもぺろりと完食。グルキャンのおすそ分けにも大好評で、大人も子どもも「何杯でもいける」とうれしいおかわりの嵐でした。甘めの味噌汁が好きな人にぜひ試していただきたいです。
【材料】(4~5人分)
豚肉……200g
人参……1/2本
大根……1/6本
ごぼう……1/2本
たまねぎ……1/2個
こんにゃく……1/2枚
ネギ……お好みで
厚揚げ……1枚
昆布……10㎝程を1枚
水……800ml
味噌(豚汁専用味噌)……200ml(1本)
ごま油……適量
【作り方】おいしさの秘訣は丁寧にアクを取ること
①具材を切る。人参、大根はいちょう切り、たまねぎは少し厚めにスライス。ごぼうは皮をむき斜め薄切りにして水にさらす。こんにゃく、厚揚げは食べやすいサイズに、ネギは小口切りにする。豚肉は2㎝ほどのサイズに切っておく。 ②鍋にごま油を入れ、豚肉を炒める。豚肉の色が変わったら、人参、ごぼう、たまねぎ、大根、こんにゃくを投入しさらに炒める。
③ある程度炒めたら、鍋に水と表面を軽く拭いた昆布を投入。煮立ったらアクを取る。
④具材に火が通るまで弱火で煮込む。アクが出たらこまめに取る。
⑤具材に火が通ったら、弱火のまま厚揚げを入れ、さらに10分ほど煮込む。昆布は取り出しても、刻んで具材にしてもOK。
⑥味噌を鍋に入れ、よく混ぜたら火を止める。お好みでネギをのせればできあがり。
【ワンポイントアドバイス】
風味が飛んでしまうので、味噌を入れてからは沸騰させないように注意!
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