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「自分でも特徴がイマイチ分かりません(笑)。それと、日サロには行ってません」【Fの主役は俺だ!全チームインタビュー|佐藤明生|エスポラーダ北海道】

Fリーグ ディビジョン1、12チームの監督&注目選手を対象にした全チームインタビュー。題して「Fの主役は俺だ!」。コロナ禍を乗り越えてきた各チーム、各選手に、終盤戦への意気込みを聞く。

佐藤明生はフットサルを始めて2年目。ヴァンラーレ八戸やコバルトーレ女川でサッカーをプレーしてきた後、27歳でフットサルに転向した。フットボールプレーヤーとして培ったフィジカルとテクニカルなスキルの両輪を駆使したプレーが持ち味で、フットサル歴の浅さを感じさせることなく、Fリーグデビューからチームを助け続けている。

チームメートの田辺陸に名付けられた「ギャル男」の愛称は今年、ABEMAの放送を通じて“全国区”となった。では、いまだ謎の多い “ギャル男”とはいったい、どんな選手なのか──。

取材・文=北健一郎、本田好伸、舞野隼大
※インタビューは12月7日に実施しました


エスポラーダ北海道|金井一哉選手のインタビューはこちら
その他、全チームの監督、注目選手のインタビューはこちら

このまま終わるつもりはなかった。今はフットサルが楽しい

──ABEMAでもすっかり「ギャル男」がお馴染みとなっています。その呼ばれ方をされて怒っていたりしないですか……?

いえ、特に気にしていません(笑)。

──最初に「ギャル男」と言ったのは田辺陸選手だそうですね。

そうですね。逆に、田辺以外は言っていないのに広まっていますね(笑)。

──フットサルに転向して2年目、今シーズンの前半を振り返っていかがですか?

いつまでも新人の気分ではいられないので、戦力になれるよう頑張っています。でも「どうですか?」と聞かれると今はフットサルが楽しいですね。

──楽しい。

フットサルはやはり、サッカーとは別の競技だなと感じています。そうした部分も含め、いろいろな学びがあるので難しいですけど、それを楽しみながらピッチに立っています。

──そもそもフットサルを始めたきっかけは?

北海道は雪が降ることが多いので、小学生、中学生の頃は冬場にフットサルに切り替わる風潮があります。そのときから楽しいとは思っていました。様々なきっかけがあってFリーグにチャレンジできるチャンスが来たので、そこに飛び込みました。

──前所属のコバルトーレ女川は宮城県のサッカークラブ。宮城から北海道へ?

そうです。セレクションを受けてみたいと思っていて、同い年の西村啓とは昔からの付き合いだったので、彼を通して小野寺さんにつないでもらい、練習参加をしながら見てもらいました。

──本格的にフットサルを始めたのは28歳。その年齢でサッカークラブを退団した選手は、そのまま引退するケースも多いと思います。佐藤選手はどうして……?

30歳を目前に、選手としては引退も近くなる年ですが、体も気持ちもまだいけると感じていました。このまま終わるつもりはなかったので、チームを探して現役を続けたいと思っていました。

──スタートが遅いことで特別に取り組んでいることはありますか?

やはり「フットサル」という競技を学ぶことですね。戦術やフットサルの細かい動き方を、ベテランの水上(玄太)選手、鈴木(裕太郎)選手に積極的に聞いています。

──北海道はすごく仲が良いチームだと聞きますが、実際はどう感じますか?

仲良いですね。プライベートもそうですけど、年齢に関係なく仲良くやれていると感じます。新しい選手が入っても溶け込みやすいクラブなのかなと思っています。

──逆に、言い合うようなことは?

ピッチではオン・オフの切り替えがしっかりできているので、指摘し合ったり、言うべきところを言ったりする選手はいますね。その辺りも含めていいなと思っています。

──「ギャル男」な見た目とは裏腹に、ハードワークするスタイルが印象的。それはサッカー時代から培ってきたものでしょうか

はは(笑)。自分はスピードがあるわけでもなく、サッカーのJFLでも、生き残っていくためにはハードワークがベースにないといけませんでした。フットサルになった今でも、そこは同じフットボールとして変わらない。サッカーのときと同じことを続けているだけですね。

──北海道の前からプレスにいくスタイルは合っている?

実はまだ、前プレで相手と距離を詰めるのは苦手です。一生懸命ついていっている感じです。

──昨シーズンの開幕前、水上選手が注目選手に佐藤選手を挙げて「ドリブルがうまい」と話していました。と同時に、泥臭さもある。いったいどんな選手なのでしょうか(笑)?

まず、左利きはアドバンテージの一つだと思っています。止める、蹴るといったボールの扱いには自信を持っていますが、堀米(将太)選手みたいに1対1を仕掛けて抜くタイプではありません。相手が食いついてきたところをいなすのが得意ですが、自分でも特徴がイマイチ分かりません(苦笑)。

──昨年はアラで仕掛けるイメージでしたが、今はフィクソですか?

そうです。

──金井監督になってコンバートされたんですね。

そうです。

──フィクソでプレーした感触はどうですか?

攻撃に関しては、金井監督は自分が得意なポジションで得意なプレーをできるように、苦手なことよりも得意なことをやれるようにと言ってくれています。左足が生きるようなポジションや、フィクソにこだわらず流動的にやらせてもらっているので違和感はないですね。

──北海道に必要なことをどのように感じていますか?

今シーズンは、金井監督のもとで最後までハードワークすることを意識しています。その点については、全員が団結しながら実践できていますが、結果としては引き分けたり、勝ち点3を取れなかったりする試合が多い。あらゆる点でもう1段階上のことをすれば結果は出てくるはずです。

──では、後半戦に向けた意気込みを教えてください。

個人的には、まだゴールやアシストといった目に見える結果を出せていません。今は同じセットに水上選手がいるので、彼が点を取れるようなプレーをしていかないといけない。この先、勝ち点を積み重ねていくためには、やはり水上選手のゴールが必要なので。

──ありがとうございます。最後に一つ、大事なことを聞いてもいいでしょうか。

はい。

──日サロには行っているんですか?

行っていないです(笑)。

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