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初心者の難関!達人から学ぶ、キャンプの最重要アイテム「テント」の選び方とは?

[]() キャンプ初心者にとって最初の難関が、キャンプに必要なアイテムを一度に選ぶ必要があること。特にキャンプに不可欠なテントは高額な商品が多いため、購入に失敗したくないものです。今回はテント選びの方法だけでなく、初心者が陥りがちなほかのアイテム選びの注意点について、アウトドアの達人に教えてもらいました。

今回教えてくれるのはこの方

[]() ゼビオビバモールさいたま新都心店:矢澤豊さん
普段はスーパースポーツゼビオの店頭に立ちながらも、研修でキャンプに関する指導を行うこともある、キャンプのエキスパートです。キャンプで培った豊富な知識を基に、商品の紹介をしてくれます。

まずはテントを使用する場面をイメージしよう!

何人で使う?

[]() ━━━ キャンプに不可欠な「テント」ですが、不慣れな初心者にとっては数ある中から選ぶのは非常に難しいです。安いものではないので失敗もしたくないですし…。矢澤さん、テントの選び方を教えてください!

矢澤:まず注意してほしいのが、インナーテントで寝転べる上限人数を示す「対応人数」。ぴったりの「対応人数」のテントを選ぶ必要はないですが、実際に使用する人数が基準を超えると快適にテント泊ができなくなってしまうので要注意です。

━━━ ギュウギュウで寝るのは寝心地悪そうです。

矢澤:お店では、余裕のあるサイズを選ぶようにおすすめしています。

いつ使う?

[]() 矢澤:1年を通してキャンプをしたことのない初心者の方は知らないかもしれないのですが、使用する季節を無視してテント選びをすると大失敗します。春〜秋口にかけては換気をするための窓(ベンチレーション)がついているテントを選んでください。暑いときでもベンチレーションを開けて空気の入れ替えを行うことで、爽やかに過ごせます。

━━━ テントの中は熱気がこもりがちですもんね。ちなみに、冬キャンプに使えるテントはどのようなものがいいのでしょうか?

矢澤:冬キャンプは寒さとの戦いです。冷気の侵入を防止するため、テント下部にスカートが付いたテントを選ぶことで、冬のテント泊が快適になります。

どのタイプのテントを選ぶ?

[]() 矢澤:テントの種類もいろいろあるのですが、初心者におすすめなのは、前室広めのドームテントです!

━━━ ぜひ理由を教えていただきたいです!

矢澤:前室が広ければ、タープがなくても雨を防いだり日差しを遮れます。ドームテントはポールを固定さえすれば、ペグ打ちして地面に固定しなくても自立してくれるテントです。最初に張った場所が水はけが悪かったり、斜めになっていたりしていることに気づいても、途中で簡単に場所を移動できるので初心者向きです。

━━━ 設営してみて、風の向きや導線の不便さに気づいたときに簡単に移動できるのは便利ですね。

4〜5人家族にぴったりのテントはこれ!

[]() ━━━ ちょうど来週、5人家族をキャンプに招待する予定があります。5人家族にぴったりのコスパの良いテントを紹介してください!

[]() 矢澤:ぴったりのテントがあります!前室の広い4〜5人用のドームテント「ホールアースのアースドーム 270 Ⅳ」のテントは1人でも簡単に設営できるように設計されているので、キャンプ初心者が最初に選ぶテントとして最適です。コストパフォーマンスに優れていることも、おすすめする理由の一つです。

━━━ 設営が簡単でコストパフォーマンスまで高いなんて、キャンプ初心者にはぴったりのテントですね。

【基本情報】
商品名:ホールアース アースドーム 270 Ⅳ
使用サイズ:約290×480×170cm
収納サイズ:約25×25×65cm
重さ:約8.8kg
対応人数:4~5人
価格:48,400円(税込)

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グラウンドシート・マットをお忘れなく

[]() 矢澤:ぴったりのテントが見つかっただけで安心するべからず!キャンプ初心者が買い忘れがちなのが、「グラウンドシート」と「マット」です。この2つ、見落としがちですが必須のアイテムです。

━━━ テントだけ買って満足してはいけませんね。ちなみに、「グラウンドシート」と「マット」が必要な理由を教えてもらえませんか?

[]() 矢澤:グラウンドシートとはテントの下に敷くシートのこと。グラウンドシートを敷くことで、地面の尖った岩や小石からテントを守り、底部が破れるという最悪の事態を防いでくれます。テントに少しでも穴が開いたり、破れたりしてしまうと、雨が強いときに水が浸入する可能性も。グラウンドシートの有無でテントの寿命も大幅に変わってきます。

━━━ せっかく買ったテントの寿命を縮めるようなことは絶対したくないです!グラウンドシートは必須アイテムですね。

[]() 矢澤:テントマットには地面の凸凹を和らげる役割の他に、地面との温度差による結露を防止する役割があります。マットを敷かずに寝転んだり座ったりしていると、結露でテントの底が湿り、居住性が低下してしまいます。

━━━ 砂利の上にシートやマットなしでテントを設営すると、座っているだけで痛くてたまらないことがありますが、このマットを敷いていれば安心ですね。結露まで防いでくれるとは。こちらも間違いなく必須アイテムですね。

【基本情報】
商品名:EARTH DOME 270IV GROUNDSHEET マットセット
カラー:グレー
使用サイズ:
[グラウンドシート]約265×265cm
[テントマット]約265×265cm×厚み5mm
収納サイズ:約69×10×52cm
重さ:
[グランドシート]:約0.6kg
[テントマット]:約2.5kg
価格:17,600(税込)

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