
ゴルフのグリップ交換をするメリットと自分で交換する方法
自分でグリップを交換する方法
それでは、ここからは自分でゴルフグリップを交換する方法を解説していきましょう。
「自分は不器用だから絶対無理」という人も、ポイントさえ押さえてしまえばそれほど難しくはないのでぜひ挑戦してみましょう。
必要なアイテムを準備
グリップ交換に必要なアイテムは、以下の通りです。
・新しいグリップ
・古いグリップを剥がすためのカッター
・グリップを固定させる役割を持つ両面テープ
・グリップをスムーズに差し込むための溶剤
この4つがあれば自分でもグリップ交換することが可能です。
ゴルフクラブを固定するための万力が必要という人もいますが、基本的には立ってクラブを持ちながら作業することも十分に可能なので、それほど費用を掛けなくても大丈夫です。
前述したように、安価な値段でグリップ交換用のキットが販売されているので、それを購入すれば問題ないでしょう。
古いグリップを剥がす
専用のカッターで古いグリップを剥がします。
縦に切り込みを入れて少しずつ剥がしていきますが、切り込みを入れる際にシャフトに刃が当たらないように気を付けましょう。
スチールシャフトの場合には多少刃が当たってしまってもそれほど問題ありませんが、カーボンシャフトの場合は致命傷となってしまう可能性があります。
グリップを剥がすと、両面テープも貼ってあるので、それも綺麗に剥がします。
剥がしにくいようならば、ドライヤーで温めてから行うと剥がしやすくなります。
綺麗に剥がしたら、ホワイトガソリンなどの溶剤で綺麗に拭いていきます。
両面テープを貼る
次に両面テープを貼っていきます。
新しいグリップをシャフトにあてがい、両面テープを付ける部分を確認します。
長さはシャフトよりもやや短めにしましょう。(新しいグリップを付けた時に両面テープがはみ出してしまうと非常にみっともないため)
巻く方法は、「縦巻き」と「らせん巻き」の2種類があります。
慣れていない人は縦巻きの方が無難だと言えるでしょう。
シャフトの下部分からエンドに向かってピンと張りながら反対側まで一気に「Uの字」になるように貼り付けます。
適当に貼り付けてしまうとよれが出てしまうので、ゆっくりと丁寧に行いましょう。
エンド部分は穴をしっかりと塞ぐように貼り付けましょう。
グリップを取り付ける
ここまで出来たら後はグリップを取り付けるだけです。
グリップエンドの穴を塞いでグリップの中に溶剤を噴射します。
少し多めに噴射するようなイメージの方が上手くいきます。
シャフト部分に付けた両面テープ部分にも溶剤を吹きかけます。
新しいグリップを置くまでしっかりと差し込み、グリップの歪みなどをチェックします。
溶剤が乾いてしまうと調整ができないので、素早く行うようにしましょう。
まとめ
今回は、「ゴルフのグリップ交換をするメリットと自分で交換する方法」について解説してきました。
グリップの交換は良いスコアを出すためにはとても重要となります。
ゴルフショップでもグリップを購入すれば無料で行ってくれたり、料金が掛かったとしても300円前後なので、気軽に依頼することができます。
また、自分でも比較的容易に交換することが可能となっています。
ぜひ定期的にグリップを交換して、良いスコアが出せるクラブの状態を維持していきましょう。
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