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“若手の登竜門”を制したD・トンプソン 尾崎直道は「これからが楽しみ」

初優勝を挙げたデイビス・トンプソン(撮影:GettyImages)

<ジョン・ディア・クラシック 最終日◇7日◇TPCディアラン(イリノイ州)◇7289ヤード・パー71>

米国男子ツアーのイリノイ大会は、25歳のデイビス・トンプソン(米国)がトータル28アンダーでツアー初優勝を飾った。中継したBSJapanext(BS263ch)で解説を務めた尾崎直道が大会を振り返る。

2位と2打差の単独首位で最終日を迎えたトンプソンは、8バーディ・1ボギーの快進撃で「64」をマークしてトーナメントレコードを更新。後続に4打差の圧勝で、出場63試合目にして初タイトルを獲得した。

6月のメジャー「全米オープン」では9位タイ、前週の「ロケット・モーゲージ・クラシック」では2位タイと初優勝が期待されていた。尾崎は「先週も良かったしね。僕はどこか期待をしていた。(優勝したことは)全然驚かなかったですね。1勝を挙げてこれからが楽しみです」。

2013年大会ではまだ無名に近い存在だったジョーダン・スピース(米国)が初勝利を飾り、一気にスターダムに駆け上がった、“若手の登竜門”。トンプソンのさらなる飛躍に期待を込めた。

そして、日本勢で唯一出場した久常涼。予選ラウンドは「67」を並べたが、週末は「71」、「70」と思うようにスコアを伸ばすことができず、トータル9アンダー・52位タイに終わった。「バーディ合戦についていけなかったのかな。でも、予選通過をして最低ラインはクリアをしている訳で、あとはいつ爆発するか、時間の問題だと思う。PGAツアーでやっていけるという力は、いままで見せつけている訳だからね」と尾崎も久常の初Vを心待ちにしている。

今後の久常は、米国からスコットランドに飛び「ジェネシス・スコットランド・オープン」に出場。そして、今季メジャー最終戦「全英オープン」に挑む。

BSJapanextでは今夜9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。決勝ラウンド2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。

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