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植竹希望の妹・愛海は「左右に打ち分ける」スイングを取得 今季初出場・初優勝を狙う

今季マイナビネクストヒロインに初出場の植竹愛海(撮影:米山聡明)

<マイナビネクストヒロインゴルフツアー◇第6戦 PGMシリーズ Cool Cart CUP◇26日 事前◇PGMマリアゴルフリンクス(千葉県)◇6327ヤード・パー72>

マイナビネクストヒロインゴルフツアー第6戦PGMシリーズ「Cool Cart CUP」が、いよいよ27日(木)から2日間競技で開催される。同ツアーに今季初出場する植竹希望の妹・愛海(なるみ)は、昨年12月からスイング改造に取り組んでいるという。

スイング改造のきっかけは「西川(哲)コーチに『プロならばフェードとドローを打ち分けられないと』とアドバイスを受けたこと」だという。そして「コーチと一緒に回ったときに、本当にうまくて、この人の言うことなら間違いないな」と、全幅の信頼を寄せている。

スイング改造に取り組み始めてから「ホールによって左右に打ち分けられることは絶対に有利だなと実感しています」と、前向きな様子。「あとはもっと練習して、調整しながらいければなと思います」と笑顔で話した。

一方で、「完成度はまだ半分くらいですかね…。ラウンド中に思いどおりにいかなくて、イライラすることもあります。もともとフェードヒッターで、ドローを打とうとすると引っかけるミスが出てしまうんです」との悩みもあるようだ。

今大会が開催されるPGMマリアゴルフリンクスについては、「以前1度だけ回ったことがあります。グリーンのアンジュレーションがすごいなという印象ですね。結構難しいなと思っています」と、不安そうな表情。

「メモ(ヤーデージブック)があるので、それを見ながら攻略しようと思います。ショット次第ですね。今やっていることがうまくハマれば、いいスコアにつながると思います」と、スイング改造が順調に進んでいることからの自信も覗かせた。

植竹は、今季これまでに2試合に同ツアーで出場予定だったが、どちらも体調不良で欠場。「やっと初出場です。優勝目指して頑張りたいと思います」と、今季初出場・初優勝を狙う。(文・杉本夏希)

※ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として2019年に始まった。今シーズンは全15戦が予定されている。出場選手は年間ポイントランキングによるシード、前大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などによって決められる。

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