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大西葵、トーナメント会場に設置された託児所を利用しての出場に感謝

ママさんプロゴルファーとして活躍する大西葵(撮影:佐々木 啓)

ママさんプロゴルファーの大西葵が自身のインスタグラムを更新。会場に設置された託児所を利用してリシャール・ミル ヨネックスレディス in 朝霧」に出場したことを公開した。

この託児所は「子供と一緒に行ける託児付きゴルフ場」を事業として展開するママゴル.jpが設置したもの。大西も息子を預けて大会に出場した。
 
「日中の様子の写真やレポートも送っていただき 息子も喜んで遊んでいて お友達もできて楽しそう」と託児所からは息子の様子が報告されるため、自分は安心してプレーに専念できたことを紹介。そして「(息子の)成長を感じられて感動でした」と喜びも綴っていた。
 
さらに、いつもは母親に息子の面倒を見てもらっているそうだが、託児所のおかげで「母にも久しぶりに(3年ぶり?)にちゃんと試合観戦してもらえて嬉しかったです」と、託児所がもたらすもう一つのメリットも紹介した。

リシャール・ミル ヨネックスレディス in 朝霧」は台風による大雨のため27ホールの短縮開催となった。大西は残念ながら最終ラウンドへの進出はならなかったが、ママさんゴルファーのトーナメント参戦への大きな可能性を実感した大会となったことだろう。

大西は1994年生まれ、千葉県我孫子市出身。アマチュアとして活躍後、14年に2回目の挑戦でプロテストに合格。コンスタントに活躍してきたが優勝経験はない。21年にプロゴルファーの伊藤有志と結婚。同年に妊娠し産休に入った。青木瀬令奈のコーチを務める大西翔太は実の兄。

日本女子プロゴルフ協会の積極的な取り組みによってトーナメント会場に託児所が設置される機会は多くなってきている。子供の成長に伴いトーナメントへの復帰を目指すママさんゴルファーにとってはありがたいことだろう。大西も「このようなサポートはとても助かりますし感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました」と感謝の言葉を述べている。そして「私もママゴルファーとしてもっと成長できるように努力します」と結んでいる。大西のこれからの活躍にも注目したい。

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