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髪色ブルーでイメチェンも シブコの妹・暉璃子が“松山のリベンジ”へステップ参戦

渋野日向子の妹がステップに参戦(撮影:福田文平)

<大王海運レディス 事前情報◇14日◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6605ヤード・パー72>

昨年11月に行われた国内女子ツアーの「大王製紙エリエールレディスオープン」に出場し最下位で予選落ちを喫した渋野日向子の妹・暉璃子(きりこ)が、同じ松山の地に戻ってきた。今回は下部のステップ・アップ・ツアー開幕戦に出場するため。コースはエリエールと同じで「機会をいただけたのはありがたい」と話す。

現在、明治大学の2年生でゴルフ部に所属。渋野の妹として昨年はプロツアー、そしてインドネシアの大会には姉とペアを組んで出場するなど、注目も上がってきた。そんななかで、今年は飛躍の年にしたいと誓う。

「去年のエリエールでうまくいかずに悔しい思いをしたので」とリベンジにかける思いと同時に、「大学も半分終わって、個人で結果を出していないので、3年4年は結果を残せるように」と気合を入れて過ごす構えだ。

その始めが、悔しさにまみれた松山。「前でた時はいっぱいいっぱいになってしまった。考えてゴルフができていなかった。同じコースで2回目なので、少しは余裕が出るかなと思う。マネジメントしたい」。前回はレギュラーツアー、今回はステップ・アップ・ツアーと違いはあるものの「80」「81」に終わった2日間のにがい思い出の払拭を図る。

渋野を大きく上回るビッグドライブが魅力の暉璃子だが、「冬場は寒くてあまり振れていなかった。飛距離が出ていないので、ショットの精度をしっかりしていきたい」と、なおさらマネジメント重視で臨む。

姉はスイング改造を掲げ、シーズンイン前から精力的に取り組んできたが、その姉の練習にもついていき、いといろと学んできた。とはいえ、「記憶にないのでたいしたことは話していない(笑)」と、アドバイスなどはなかった模様。「やりたいようにできればいいんじゃないかと(笑)」と姉のスイング改造にもどこ吹く風。とりあえず今週は自身のゴルフに集中し、結果を残すだけだ。

「思いのほか明るくなった」と、青く染めたショートカットが映える。2019年11月には姉がエリエールで勝利した渋野家にとって思い出の詰まった場所。気持ちも新たに、暉璃子の今季初戦が始まる。

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