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仲良し同学年の以心伝心 ルーキーが初の選手権で驚きの“双子コーデ”【きょうのヒトネタ!】

どっちがどっち? まるで双子な橋添穂(手前)と稲垣那奈子(撮影:ALBA)

ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介! 今回は「ソニー 日本女子プロ選手権」が行われている、かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)から。

現在、開催中の女子プロゴルファーNo.1を決める大会。昨年のプロテストに合格した多くのルーキーたちは、今年が初挑戦の舞台になる。24歳の稲垣那奈子もそのひとりだ。

「楽しい」という気持ちで初めての選手権をプレーする。日本ゴルフ協会(JGA)主催の「日本女子オープン」にはこれまで3度出場しているが、同じ“日本”がつく大会でもその雰囲気は異なる様子。「女子オープンは“おごそか”というイメージですよね。(選手権は)ずっと出たかった大会なのでうれしい」。やはり特別な試合だ。

記念すべき大会初日は、午前6時50分に10番からの一組目でプレーを開始。打順も一番とあって、まっさらなコースにボールを打ち込むことになった。ただその開始前には、まさかの“シンクロ”に驚く場面も。

「たまたまで。(契約が)同じルコックさんなんですけど、特に決めていたわけではなく(笑)」

この日、白いウェアに赤のスカート、白のハイソックスというコーディネートで決めた稲垣だが、同組にまったくいで立ちの選手が。それが橋添穂だった。パッと見では区別がつかないほどの、まさに“双子コーデ”だった。

同じ2000年生まれの同学年選手とあって、何か事前相談でもあったのかと思いきや、まったくの偶然に本人たちもビックリ。「ただ、それくらい仲はいいです」という2人が“好相性”ぶりを見せつけた形だ。

今大会は現在2年連続で川崎春花、神谷そらと前年のプロテストに合格したルーキーが優勝を挙げている。3アンダー・13位タイですべりだした稲垣も、十分に上位争いを目指せる位置だ。ただ本人は謙遜。「まだまだ全然です。きょうはショットがよかったのでもったいないパットがあってもアンダーだった。入れないといけないのを外しているのでそこを修正して」。2日目もそのプレー、そして2人の“シンクロ率”に注目だ!

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