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ロブウェッジに『SM9』のバンス6°、Kグラインドを使う選手の割合は?

ロブウェッジには「T」がいいのか「K」がいいのか、それとも……

先週の欧州ツアー「ヒーロー・ドバイ・デザートクラシック」に関するツアーレポートを米国アクシネット社が下記のように伝えている。⇒⇒マキロイが2023年初戦で勝利。新作投入は『ステルス2プラス』の3W【WITB】
 
「ヒーロー・ドバイ・デザートクラシックの優勝者は、週の初めに2本のボーケイSM9ウェッジを加えた後、彼のショートゲームの表示を『覚えている限り良い』と話しました。OWGR1位は、競合モデルからSM9 54.10S(@ 55)サンドウェッジとWedgeWorks SM9 58.06K(@ 59)ロブウェッジに変更。17と18番で27ヤードと103ヤードからアップダウンしてバーディを奪って1打差で優勝し『今週のゲームの管理方法は、今週のショートゲーム表示は覚えている限り良かったと思う』と彼は言いました。
 
『ロングゲームで整理しなければならないこともあるが、全体に最高のものを持っていなくともこのレベルの試合で勝つことができれば、今後の自信につながる』。ドバイ・デザートクラシックを3度制した彼は、サンドセーブ100%と完璧でスクランブル(75%)では11位に。『今日はベストなプレーが出来なかったし、今週はずっとベストな状態ではなかった。でも、自分のゲームをうまく管理し、良い場所に置くことができ、必要なときにアップダウンすることができた』と話しています」(同社)

契約外のため同社は名を伏せたが、優勝者とはもちろん、ローリー・マキロイのこと。54.10S(@ 55)サンドウェッジとWedgeWorks SM9 58.06K(@ 59)ロブウェッジを入れたとのことだが、他のトップ選手たちと違いはあるのだろうか。Vokey.comで公開される他のプロのグラインドやロフトを確認すると、【54°にバンス10°のSグラインド】を入れるのは、ビル・ハースやラッセル・ヘンリー、ブライアン・ハーマン、ラント・グリフィンら4名だった。(14°が4名、8°が3名)また、【LWにバンス6°のKグラインド】を入れるのは、ウェブ・シンプソンやパットン・キジーア、バド・コリーの3名だ。
 
⇒ボーケイ『SM9』に待望の『Tグラインド』追加、3月10日デビュー
 
なお、直近で市販化が発表された【バンス4°のTグラインド】を選ぶ選手はジョーダン・スピースやジャスティン・トーマス、キャメロン・スミス、アン・ビョンフンら4名。ロブウェッジで最多だったのが【バンス8°のMグラインド】で、ピーター・ユーラインやチャールズ・ハウエルIIIら9名。また、【バンス4°のLグラインド】はマックス・ホーマやイム・サンジェら7名だった。ロブウェッジに【バンス10°のSグラインド】は2名で、25人のバンスを平均すると「6.16°」と、ローバンスが好まれることがよく分かる

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