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3日間大会で不完全燃焼? 勝みなみは32パットに悔い 「打ち方とか研究したい」

勝みなみはグリーン上で苦戦 決勝ラウンドは不完全燃焼に終わった(撮影:ALBA)

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇1日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>

ギアを入れ直した矢先に、出鼻をくじかれた。勝みなみは前半で2つ伸ばし、この日265ヤードとティイングエリアがかなり前にでた10番パー4でワンオンに成功。しかし、そこから3パットの“パー”として、狂いが生じ始めた。

「そこからパッティングに自信をなくしてしまった」と、続く11番パー3ではまたも3パットを喫してボギー。ひとつ伸ばして迎えた最終18番パー5では、“狙い通り”にグリーン奥まで運び、イーグルトライにパターを選択したが、そこから3パット。「悔しい一日になってしまいました」と、32パットを記録した日曜日を歯がゆそうに振り返った。

これが4試合ぶりの決勝ラウンド。上だけをみて上位の背中を追ったが、バーディパットがなかなかカップに沈まない。一筋違うのもあれば、ラインに乗っているときに届かないものもあり「かみ合っていないところが多かった」。特にショートパットで左に引っ掛けるミスが多かったというが、「それは修正したい部分。打ち方とか研究したいと思う」と、解決が急務と感じる。

あと18ホールできないのも、ちょっぴり心残り。今大会は米ツアーでは年間2試合しかない3日間大会の一つで、54ホールで決着がついた。予選通過のあとに1ラウンドしか回れず、「もう少し伸ばしたいなと思うときに1日しかないと…」。きょう感じた不完全燃焼のような気持ちは、次戦で晴らすつもり。「本当に調子も上向きですし、あともう少しというところだと思う。来週も予選通過して、優勝目指して頑張りたい」と、テキサスで“4日間”を戦い抜くことを誓った。(文・笠井あかり)

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