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首位発進の古江彩佳、未発表1Wとハイブリッド投入に「スターウォーズみたいな感じ」と好感触

『B3』と書かれた未発表の1Wとハイブリッドを投入し、首位発進した古江彩佳

<ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日◇18日◇レイクノナG&CC(米フロリダ州)◇6608ヤード・パー72>
 
米国女子ツアーの新シーズンが開幕。日本勢は畑岡奈紗、古江彩佳、稲見萌寧が出場しているが、迎えた初日、古江彩佳が7バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。2打差をつける単独首位発進を決めた。そして、その手には今週から投入したばかりのブリヂストン製のドライバーとハイブリッドが握られている。
 
これまで使ったカーボンモノコックボディのやさしい『B3 SD』ドライバーも、2022年の7月初週に供給されてすぐ、他の契約プロに先駆けて投入した古江。わずか1ヶ月足らずで同月末の「トラストゴルフ スコットランド女子オープン」で米国女子ツアー初勝利を飾っている。
 
新テクノロジーの恩恵を受けるため積極的に試すタイプとして知られ、同社の広報も「初物に強いというのが古江プロの真骨頂です。首位発進といいスタートが切れて良かったです」と、詳細は伏せたが新作投入と好結果を喜ぶ。今回投入したモノも『B3』の後継(記載はB3 MAX)と見られ、古江は変更についてこう話す。

「新しいドライバーは試作品を打った時からかなり進化を感じていたので、使用を心待ちにしていました。スピンが少なくなって(2800⇒2100)ランが出やすくなったので飛距離も出るし風にも強いと思います。前に使っていたドライバー(B3 SD)よりも直進性があるので方向性も良くなった気がするし、FWキープも今まで以上にしやすくなる。新しいH5も球の高さと直進性が優れていて、構えた感じもターゲットに対してスクエアに構えやすいです。今回のシリーズはドライバーを含めてスターウォーズのような宇宙を連想させるデザインでカッコいい」(古江)
 
その言葉どおり、新ドライバー初日のスタッツは「FWキープ率」が14回/14ホールで100パーセントの満点回答。ドライビングディスタンスは232ydで、好調のティショットを活かしてパーオン率も17回/18ホールと、好結果につなげている。

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