地元Vの期待がかかる櫻井心那は何とか予選通過 決勝Rは「バーディをたくさん獲ります!」
<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 2日目◇8日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(長崎県)◇6755ヤード・パー72>
初日まさかの4パットでスコアを落とした櫻井心那は、5バーディ・4ボギーと出入りが激しいながらも、1つスコアを伸ばしてフィニッシュ。首位とは11打差のトータル2オーバーで、決勝ラウンドへと駒を進めた。
インコースからスタートした櫻井だったが、昨日4パットのトリプルボギーとした10番でいきなりボギー。続く11番でもボギーを叩き、嫌な立ち上がりとなった。「心が折れかけました」とそのときの心境を振り返る。
ただ「12番でパーを獲れたので頑張ろうと思いました」と気持ちを入れ替え、14番、15番と連続バーディで盛り返す。16番はボギーとしてしまったが、「カットライン上で、後半頑張らないと」と、再度気持ちを引き締めて後半へ向かい、1番、2番の連続バーディにつなげた。
「あとはバーディを獲りたいと思いながらやっていました」と話す櫻井だが、4番でまたもやボギー。その後もなかなかバーディを獲れずに迎えた最終9番パー5。「バーディを狙ってセカンドもサードも打ちました。全部うまくいってよかったです」と、ピンまで223ヤードの位置からのセカンド、18ヤードの位置からのアプローチで2.5メートルのチャンスにつけ、狙い通りのバーディで締めくくった。
「歓声が大きかったですし、ありがたかったです」と、最終ホールのバーディでギャラリーから大歓声を浴びた。地元優勝の期待がかかるが、首位の小祝さくらとは11打差。しかし、巻き返すチャンスはまだ2日残っている。「バーディをたくさん獲ります!」と、決勝ラウンドのチャージを誓った。
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