消えた「ポスト・タイガー」 アンソニー・キムが12年ぶりに復帰か
かつて、「ポスト・タイガー」との呼び声が高かったアンソニー・キム(米国)が、ツアー復帰について協議していると、米ゴルフドットコムが伝えている。
キムは現在38歳。2006年にプロに転向を果たし、同年のスポンサー推薦で初出場した「バレロ・テキサス・オープン」で2位タイに入り注目を集めた。08年には2勝を挙げ大ブレークを果たし、同年の「ライダーカップ」メンバーにも選ばれた。10年に3勝目を挙げたが、12年5月の「ウェルズ・ファーゴ選手権」初日に途中棄権。翌月に左足のアキレス腱を修復する手術を受けた。
その後、キムは10年以上プレーしていないにもかかわらず、依然として米国のゴルフファンの大きな関心の的になっている。そんななか、試合に出場するためにここ数週間でトレーニングを強化していることを認めたという。
キムは春にもプロトーナメントに出場する可能性を視野に入れている様子。米国男子ツアーには、スポンサー推薦をもらうなど、すぐに試合出場できるだろうと伝えられている。
一方、サウジアラビアの政府系ファンドが支援する「LIVゴルフ」は、当初はキムに関心を寄せていなかったが、所属するダスティン・ジョンソン(米国)がキムのポテンシャルは高いと発言。コミッショナー兼CEOのグレッグ・ノーマン(オーストラリア)がキムに直接電話を入れ、 本格的な交渉に発展したとも報じられている。
現在、米国男子ツアーとLIVゴルフの広報担当者はコメントを控えているようだ。
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