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レフティ・細野勇策 焼肉を満喫「大好きなセンマイも食べて幸せ」

大会では驚異的なスコアを叩き出す細野勇策(撮影:米山聡明)

レフティプロゴルファーとして注目を集める細野優作が自身のインスタグラムを更新。高校の同級生の父が経営する焼肉屋で楽しいひとときを過ごしたことを公開した。

細野が訪ねたのは静岡県富士宮市にある大衆焼肉まんてん。この店は細野が在籍したルネサンス大阪高校の同級生の父親が経営する店。本人も大満足をしたのだろう「お肉がとても美味しくて価格もリーズナブルなので皆さんもぜひ行ってみてください!」と呼びかけていた。

「大好きなセンマイも食べれて幸せでした」と大盛りのセンマイ刺しを手にした写真は、試合中の集中した表情とは違う、本当に嬉しそうな笑顔が印象的だ。

細野は2003年生まれの20歳。心臓に持病を持ち生後2ヶ月で手術を受けた。それから心臓に負担をかけないようにと、激しいスポーツは避け、父が趣味にしていたゴルフを小学校1年生のときに始めた。6年生のときには「全国小学生大会」で優勝している。その後も順調に腕を磨き、高校2年生のときにはJGTOの「クォリファイングトーナメント(QT)」に挑戦。ファイナルQTまで進んだものの出場権を獲得することはできなかった。その後、プロテストには21年に合格している。

生まれつきの左利きで、ゴルフももちろん左打ち。今年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」では大会2日目に「61」という驚異的なスコアを記録、一気に首位に躍り出た。残念ながら3日目に「76」とスコアを落としてしまい、4日間通算15アンダー、5位タイにとどまったが、爆発力を秘めた大型新人の存在を強くアピールした。

日本のプロゴルフ界では数少ないレフティという点でも注目を集める細野。羽川豊以来久しぶりのレフティ優勝者となることができるのか。今後の活躍から目が離せないプレーヤーの一人だ。

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